総合英語ⅢA

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 総合英語ⅢA
科目番号 0068 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 成美堂 An Amazing Approach to the TOEIC L& R TEST 南雲堂 A Shorter Course in TOEIC TEST Vocabulary Quizzes
担当教員 高橋 眞規子

到達目標

1. 英語の基礎的な語彙、慣用句1200語程度の語彙を定着させると共に科学技術英語やTOEIC受験に必要な語彙を800語程度新たに習得する。
2. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得すると共にTOEIC形式の文法問題に慣れ親しむ。
3.毎分100語程度の速度で英文を読んで概要を理解する力をつけ、TOEICのリーディング問題に慣れ親しむ。
4.平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。TOEICのリーディング問題演習を行い、TOEIC模擬試験で350点以上の点数を取ることができる。
5.TOEIC問題の平易な説明やビジネス文書などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。
6.平易なビジネス文書やビジネス会話を理解できる。
7.日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くこととができる

       

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の基礎的な語彙、慣用句・技術英語・TOEIC頻出語2000語の70%以上の単熟語,英文を理解し運用できる。英語の基礎的な語彙、慣用句・技術英語・TOEIC頻出語2000語のほぼ60%の単熟語、英文を理解しており、大まかに運用ができる。英語の基礎的な語彙、慣用句・科学技術英語・TOEIC頻出語2000語の英単語、英文の理解が50%未満であり、運用することができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を70%以上理解し運用できる高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を60%程度理解し運用できる高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文の理解が50%未満であり、運用できない。
評価項目3英文を毎分100語程度以上の速度で読んだり、聞いたりして概要を簡潔にまとめることができ、TOEICのリーディング問題の70%以上を解くことができる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞いたりしておおよその概要を理解でき、TOEICのリーディング問題の50%程度を解くことができる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞いたりして理解することができず、TOEICのリーディング問題の理解が50%未満である。
評価項目4TOEIC模擬試験で400点以上の点数を取ることができる。TOEIC模擬試験で350点以上の点数を取ることができる。TOEIC模擬試験で350点未満の点数しかとることができない。
評価項目5日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。  日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、70語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。  日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、ある程度のまとまりのある文章を英語で書くことができない。  
評価項目6実務的なビジネス文書やビジネス会話を理解できる。平易なビジネス文書やビジネス会話を理解できる。平易なビジネス文書やビジネス会話を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
総合英語ⅢAではTOEICテストの演習をしながら、さらにビジネス文書やビジネス会話の運用に必要な実践的な文法力や語彙力を身に着けてゆくことを目標にする。TOEIC350点以上を目指す語彙習得も行う
授業の進め方・方法:
本講義の内容は、①TOEIC問題に頻出する英単語、熟語の修得 ②実践的な英文法の演習 ③ビジネス文書の速読理解 ④国際社会で活躍する技術者として必要な英語のコミュニケーション力(おおよそ英検準2級程度)を養成するため、特に以下の項目に重点を置く。
1. 語彙:TOEIC問題に頻出する英語語彙を問題演習をしながら習得する。
2. 平易な英語で書かれたビジネス文書をリピーティング、シャドウイング等の手法を使いながら毎分80語以上で速読できるようにする。
3. TOEICのL&R問題の演習をしながら実践的な英語運用能力を習得する。
注意点:
授業中の居眠り、授業に関係ない行動(PCやモバイル機器の指示以外の操作、漫画読み、内職など)は減点の対象とする。また、課題や提出物の未提出、提出遅れも減点対象となる。
関連する科目:総合英語Ⅰ、Ⅱ、英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ
※この講義内容は全てコアカリキュラムの内容に基づいている

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス   この科目の目的を理解し、TOEIC IPの結果をもとに英語運用能力の確認と今学期の目標をつくることができる
2週 Unit1 Home Appliances Part1,Part2,Part5の問題練習を通じ、写真問題に強くなる。疑問文の問題のタイプを知ることができる
3週 Unit2 Rereation Part3,Part6,の問題練習を通じ、読み物のジャンルと流れを知ることができるようになる
4週 Unit3 Restaurant         Part4,Part7,の問題練習を通じ、設問の先読みができるようになり、また頻出読解問題の傾向を知ることができる
5週 中テスト1 Unit1から3までの範囲の復習テスト
6週 Unit4 Supermarket Shopping Part1,Part2,Part5の問題練習を通じ、人物の行動に関する表現を理解でき、また創刊接続詞を理解できる。
7週 Unit5Housing     Part3,Part6,の問題練習を通じ、森問題の種類を見極めることができ、スト―リーの流れにおいて逆接の表現を理解できる
8週 Unit6 Business Part4,Part7,の問題練習を通じ、トークの種類を確認し、電話メッセージの表現を理解できる
2ndQ
9週 中テスト2

Unit4から6までの範囲の復習テスト
10週 Test correction テストの正答を確認し復習することができる。
11週 Unit7 Bank & Post Office Part1,Part2,Part5の問題練習を通じ、疑問文と応答の時制を理解することができ、音の塊に気を付けて質問文を聞くことができる。
12週  Unit7 Bank & Post Office Part1,Part2,Part5の問題練習を通じ、疑問文と応答の時制を理解することができ、音の塊に気を付けて質問文を聞くことができる。
13週 Unit 8Job Hunting    Part3,Part6,の問題練習を通じ、木の問題の見極めができ、会話内の詳細な情報を聞き漏らさないようなポイントを見極めることができる。
14週 Unit 8Job Hunting Part3,Part6,の問題練習を通じ、木の問題の見極めができ、会話内の詳細な情報を聞き漏らさないようなポイントを見極めることができる。
15週 期末試験 Unit7.8の復習テスト
16週 Summary of the lesson and advice 英語学習の成果を確認し次年度の英語学習の目標と計画を立てることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前3

評価割合

定期試験語彙テスト課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力000000