小論文

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 小論文
科目番号 0180 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 0.5
教科書/教材 必要に応じてプリントを配布する。
担当教員 下郡 啓夫

到達目標

1.自分の考えを根拠に基づき、論理的で筋道立った文章として書き表すことができる。
2.具体例などの効果的な材料を盛り込んで、説得力のある文章を書くことができる。
3.課題型・素材型・データ型などのタイプに応じた小論文が書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1反論も想定した上で、隙のない論理を構築した文章を書くことができる。根拠のある論理的な文章を書くことができる。根拠の乏しい、論理的とはいえない文章しか書くことができない。
評価項目2読者を十分に納得させる効果的な材料を盛り込んだ文章を書くことができる。具体例を挙げ、それによって説得性を備えた文章を書くことができる。具体例がなく、そのため説得性のない文章しか書くことができない。
評価項目3制限時間内に制限字数に応じた様々な型の小論文を書くことができる。典型的な型の小論文の書き方を理解し、基本の型を踏まえた文章を書くことができる。典型的な型の小論文の書き方を理解できず、タイプに応じた文章を書こうと意識することもできない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自分の考え・意見を論理的に文章化し、説得力ある表現で主張できるようになるための注意点を学んだ上で、様々なタイプの小論文を書く演習を行う。
授業の進め方・方法:
相当数の課題が出るので、その都度丁寧に仕上げ、期限厳守で提出すること。この提出課題が50パーセント分の評価に該当する。
論理的な文章を書くためには、常日頃、社会や自然、人間存在等について問題意識を持ち、掘り下げて考えてゆこうとする姿勢を持つことが大切である。また、積極的に新聞の社説やコラムを読み、それを要約したり、提起された問題について、字数制限を設けた意見文を書いたりする練習も有効である。これらが、事前の準備学習ともなる。
注意点:
授業への参加姿勢に問題がある場合には、減点となるので注意すること。
JABEE教育到達目標評価:提出課題100%(E-2)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、小論文作成の注意点とポイント
到達目標や授業概要・評価について理解することができる。
小論文作成に関わる注意点・ポイントを理解できる。
2週 小論文作成① 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
3週 小論文作成② 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
4週 小論文作成③ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
5週 小論文作成④ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
6週 小論文作成⑤ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
7週 小論文作成⑥ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
8週 後期中間試験は実施しない
小論文作成⑦
小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
4thQ
9週 小論文作成⑧ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
10週 小論文作成⑨ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
11週 小論文作成⑩ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
12週 小論文作成⑪ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
13週 小論文作成⑫ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
14週 小論文作成⑬ 小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
15週 学年末試験は実施しない
小論文作成⑭
小論文を作成し、書き方を理解できる。提出後、添削を受け、より望ましい小論文作成について理解できる。
16週 答案返却・解答解説 間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力070000070
専門的能力0000000
分野横断的能力030000030