エネルギーと資源

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 エネルギーと資源
科目番号 0349 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 指定しない
担当教員 柳谷 俊一

到達目標

1.エネルギー資源問題について説明できる。
2.事例調査の結果を的確にプレゼンテーションできる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気エネルギー以外のエネルギー資源と環境問題との関わりについて説明できる。電気エネルギーと環境問題との関わりについて理解できる。電気エネルギーと環境問題との関わりについて理解できない。
評価項目2右記に加え,調査結果を的確にプレゼンテーションできる。エネルギー資源問題に関する事例を調査できる。エネルギー資源問題に関する事例を調査できない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 B 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では,エネルギーとエネルギー資源について学習し,グループでエネルギー資源と地球環境問題について事例調査をすることにより理解を深める。それらの知識を卒業研究等の実問題に活用できることを目指す。
授業の進め方・方法:
・本講義の前半は,エネルギーの種類と形態,エネルギーの変換方法,エネルギーの消費と地球環境に関して講義する。また,水力・火力・原子力等の既存の発電方式のみならず,太陽光や風力などの再生可能エネルギーや新しいエネルギー資源等についてもふれ,のエネルギー資源の最新トピックをとりいれながら講義する。
・後半は,複数のグループに分かれて,エネルギー資源と地球環境などのテーマに関する調査を行い,報告書を作成してプレゼンテーションを行う。
注意点:
【機械・電気エネルギー融合分野の基礎科目】
成績評価:確認テスト40%(B:100%),課題20%(B:100%),報告書20%(B:100%),口頭発表20%(B:100%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(1.0h)
人類の活動とエネルギー消費(1.0h)
・科目の位置づけ、必要性,学習の到達目標および留意点を理解できる。
・日々の生活とエネルギー消費との関係性について説明できる。
2週 社会活動とエネルギー消費(2.0h) ・生産活動を中心とした社会全体の活動とエネルギー消費との関係性について説明できる。
3週 エネルギー消費と環境(2.0h) ・エネルギー消費とそれが環境に与える影響について説明できる。
4週 エネルギー資源(化石燃料) (2.0 h) ・エネルギー資源の一つである化石燃料について,生産プロセス,利用形態などを説明できる。
5週 エネルギー資源(原子力燃料) (2.0 h) ・エネルギー資源の一つである原子力燃料について,生産プロセス,利用形態などを説明できる。
6週 再生可能エネルギー (2.0 h) ・再生可能エネルギーについて,種類,普及状況,課題を説明できる。
7週 環境問題と法律 (2.0 h) ・環境問題に関する意識の高まりとこれに付随する法律の概要について説明できる。
8週 確認テスト
2ndQ
9週 答案返却・解答解説(1.0h)
事例調査とプレゼンテーション(13.0h)
・間違った箇所を理解できる。

・複数のグループに分かれて,エネルギー資源と地球環境などのテーマに関する調査を行い,報告書を作成してプレゼンテーションを行う。
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験口頭発表報告書課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合030304000100
基礎的能力0000000
専門的能力030304000100
分野横断的能力0000000