到達目標
1.演算増幅器の理想条件を説明でき,データシートのパラメータを読むことができる
2.演算増幅器を応用した回路の利得を算出できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 演算増幅器の理想条件が説明でき,データシートのパラメータの説明もできる | 演算増幅器の理想条件が説明できる | 演算増幅器の理想条件が説明できない |
評価項目2 | 演算増幅器を用いた回路をCADで設計し,理論と合わせて解析できる。 | 演算増幅器を用いた回路をCADで設計できる。 | 演算増幅器を利用した回路のシミュレーションによる解析が出来ない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業の進め方・方法:
(新型コロナによる影響により遠隔授業となったために年度当初に公開したシラバスから変更している)
オペアンプによる増幅回路を中心とした電子回路を学習し,課題を通して理解を深める.
電子物性的な振る舞いよりも,回路の素子の一つとしてその使用方法を理解することに重点を置いて下さい.実際のロボ作りに応用できる事が目的です.
注意点:
【重要】
・本シラバスの対象はロボティクス履修コースのうちの,機械コース,情報コースに所属する学生とする
・電気電子コース所属のロボティクス学生は「回路エレクトロニクス」のシラバスを参照すること
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・ガイダンス(1h) ・CADソフトのチュートリアル |
・授業計画および学習の留意点を知る。 ・簡単な電気回路をシミュレートできる
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2週 |
1.オペアンプ基礎回路 ・オペアンプの基礎①
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・オペアンプの理想条件,利点を説明できる
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3週 |
・オペアンプの基礎② |
・重要なパラメータの意味を知り,データシートから読むことができる
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4週 |
・反転増幅回路 |
・反転増幅回路の出力波形を求めることができる
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5週 |
・非反転増幅回路 |
・非反転増幅回路の出力波形を求めることができる
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6週 |
・加算回路 |
・加算回路の出力波形を求めることができる
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7週 |
.バッファ回路 |
・バッファ回路があるときと無いときの計測誤差を解析できる
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8週 |
・コンパレータ |
・コンパレータを利用したPWMを解析できる
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2ndQ |
9週 |
・差動増幅回路 |
・差動増幅による微小信号計測の出力波形を求めることができる
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10週 |
・OPAmp回路のまとめ:応用問題へのチャレンジ |
・OPAmp回路のまとめ:応用問題へのチャレンジ
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11週 |
2.ノイズとその対策 ・ノイズの実例と対策① |
・様々なノイズがあることを説明できる
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12週 |
・ノイズの実例と対策② |
・各種ノイズへの対策を説明できる
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13週 |
・RCフィルタ
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・RCフィルタの基礎を理解し,カットオフ周波数を求めることができる
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14週 |
・電子回路におけるノイズカットの工夫① |
・実際の回路製作におけるノイズ対策例を説明できる
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15週 |
・電子回路におけるノイズカットの工夫② |
・実際の回路製作におけるノイズ対策例を説明できる
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16週 |
課題返却,成績確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |