海外研修Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 海外研修Ⅰ
科目番号 0028 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 2
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 必要に応じてプリントを配布する./必要に応じて教材を使用する.ただし,教材により有料の場合がある.
担当教員 柳谷 俊一

到達目標

国内外にかかわらず,口頭やE-mail等により
 1.外国人とのコミュニケーションを図ることができる.
 2.異なる文化を学ぶことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的に外国人と的確にコミュニケーションを図ることができる.外国人とコミュニケーションを図ることができる.あるいは積極的に図ろうとしている.外国人とコミュニケーションを図ることができない.
評価項目2研修を通して異なる文化を学び、互いの文化を尊重することができる.研修を通して異なる文化を学び、我が国の文化と比較することができる.異なる文化を学ぼうとしない.

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 A 説明 閉じる
函館高専教育目標 D 説明 閉じる
函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実際に海外に行き、あるいは擬似的な留学環境のもとで、異なる文化を持つ人々と積極的にコミュニケーションを図るとともに、それを実施するための基礎力向上を目指し、別途定めるプログラムにしたがってさまざまな研修を受ける。
授業の進め方・方法:
この科目は、実際に海外において、あるいは擬似的な留学環境のもとで、異文化コミュニケーションを体験することを目的としている。基礎的な英会話を初めとする事前研修、実際に海外の教育機関等において体験する英語コミュニケーション実習、帰国後に体験し、勉強したことをまとめ、発表する報告会またはそれに準じる英語経験など、単なる海外体験とは異なる学習機会として臨んでもらいたい。
 以上のことから、英語科の各科目は関連科目であるし、コミュニケーションのための国語科やコミュニケーション入門、我が国の文化を学ぶ社会科も、関連科目であるといえる。
注意点:
日常接することのない異文化に触れるということ、母語である日本語と異なる英語を常時用いるということなど、我が国に暮らしていては体験できないことを学べる絶好の機会である。見るもの聞くもの、すべてを吸収しようという意気込みで、貴重な経験となることを祈っている。

 達成度評価における( )内の割合は実際に海外に行った場合の割合を示す。
 海外に行った場合の評価割合:レポート30%,口頭発表40%,ポートフォリオ30%

 本科目は全学年対象の科目である.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 履修願いの提出 履修を希望する場合は、「海外研修Ⅰ履修願」を担当教員に提出すること。
2週 ①基礎的な英会話を学び、外国人とのコミュニケーションに備える ①海外で研修するための基礎的な英会話や、当地の文化等を事前に学び、研修の意義や役割について理解できる
3週 ②海外渡航に係わる手続きをする ②パスポートや航空券手配などに係わる手続きを事前にしておくこと。海外旅行保険に必ず加入すること
4週 ③海外に渡航し、異文化コミュニケーションを図る。海外では毎日日誌をつける(これをポートフォリオとして評価する) ③心身の健康状態に十分に気を付けた上で、函館高専生として誇りある研修をすることができる
5週 ④海外での体験や学習を報告書にまとめる ④研修の内容や、学習したことを他者に伝えるための報告書を適切に書くことができる
6週 ⑤報告書にまとめたものを、報告会において発表する ⑤報告書の内容を、適切に他者に発表することができる
7週 研修プログラムは別紙に定める 研修における各種達成目標を参考のこと
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて計画ができる。2前1,前2,前3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2前4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2前4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2前4,前5,前6

評価割合

レポート口頭発表課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000