マネジメントⅡ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 マネジメントⅡ
科目番号 0626 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 『イノベーションと企業家精神』(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)
担当教員 臼田 悦之,鳴海 雅哉

到達目標

1.社会的に責任のある組織の在り方について考察する。
2.効果的なトップマネジメント(戦略)の在り方について考察する。
3.ドラッカーのいう「イノベーション」について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会的に責任のある組織の在り方について考察し、身の回りで実践しようとする。社会的に責任のある組織の在り方について考察する。社会的に責任のある組織の在り方について考察できない。
評価項目2効果的なトップマネジメント(戦略)の在り方について考察し、身の回りで実践しようとする。効果的なトップマネジメント(戦略)の在り方について考察する。効果的なトップマネジメント(戦略)の在り方について考察できない。
評価項目3ドラッカーのいう「イノベーション」について理解し、企画しようとする。ドラッカーのいう「イノベーション」について理解する。ドラッカーのいう「イノベーション」について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
4年次「マネジメントⅠ」の内容を踏まえ、本授業では、P.F.ドラッガーのマネジメント論をより深く学ぶことを通して、社会・人間・文化について多面的・多角的に考察しながら、自己の在り方生き方を考えるとともに、組織の在り方、戦略の在り方について検討する。
授業の進め方・方法:
① 知識を行動に具体化する。
   ・マネジメントの意義や課題について基本的な知識の定着をはかり、企業や病院等の組織の社会的責任について理解を深める。ただし、一般社会では知識量よりも行動が重視される。ゆえに、授業中に接した情報を知識に転換し、行動に具体化することを意識すること。
② リーダーとしての資質を身に付ける。
   ・哲学はものの見方や人間としての生き方を考える学問である。ただし、現代における人間の生き方の前提は、「行動に責任をもつこと」である。ゆえに、行動に責任を持つリーダーに求められる資質について意識すること。
注意点:
○ 学習上の助言
  ・授業は講義だけでなく、毎時間、ペアワーク・グループワーク等を行う。
  ・予習としてテキストの指示された部分を通読し、簡単な内容の要約を作成しておくこと。
  ・新聞(全国紙が望ましい。また、複数の新聞を読むこと。)の政治・経済記事や社説を読む習慣をつけること。
  ・テキストにある専門的経済用語等については、事前に調べておくこと。
※JABEE教育到達目標評価:発表50%(D-2:50%、D-3:50%)、課題40%(D-3:50%、E-1:50%)、ポートフォリオ10%(D-2:50%、D-3:50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
ドラッカー「マネジメント」についての確認
講義の概要が理解できる。
ドラッカー「マネジメント」の概要が理解できる。
2週 教科書『イノベーションと企業家精神』概要解説① 教科書の概要が理解できる。
3週 教科書『イノベーションと企業家精神』概要解説② 教科書の概要が理解できる。
4週 教科書『イノベーションと企業家精神』概要解説③ 教科書の概要が理解できる。
5週 『イノベーションと企業家精神』分担発表準備① 分担発表のための準備を進めることができる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
6週 『イノベーションと企業家精神』分担発表準備② 分担発表のための準備を進めることができる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
7週 『イノベーションと企業家精神』分担発表準備③ 分担発表のための準備を進めることができる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
8週 『イノベーションと企業家精神』分担発表準備④
※前期中間試験は実施しない
分担発表のための準備を進めることができる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
2ndQ
9週 『イノベーションと企業家精神』分担発表① 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
10週 『イノベーションと企業家精神』分担発表② 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
11週 『イノベーションと企業家精神』分担発表③ 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
12週 『イノベーションと企業家精神』分担発表④ 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
13週 『イノベーションと企業家精神』分担発表⑤ 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
14週 『イノベーションと企業家精神』分担発表⑥ 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。
15週 前期期末試験は実施しない
16週 『イノベーションと企業家精神』分担発表⑦ 分担発表のための準備をし、適切に発表できる。
発表箇所の内容を理解し、まとめることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表課題ポートフォリオ態度その他合計
総合評価割合504010000100
基礎的能力2520500050
専門的能力0000000
分野横断的能力2520500050