ソフトウェアプログラミング

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 ソフトウェアプログラミング
科目番号 0641 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 /「Introduction to Python Programming」(B.M.Harwani/COURSE TECHNOLOGY)
担当教員 山﨑 俊夫

到達目標

1. オブジェクト指向プログラミングが理解できる。
2. ソフトウェアを作成することができる。
3. プログラミング言語の特性を理解してプログラム開発ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1オブジェクト指向プログラミングが理解でき、クラスやインスタンスが説明できる。オブジェクト指向プログラミングの基礎が理解できている。オブジェクト指向プログラミングの基礎が理解できていない。
評価項目2統合開発環境を独力で操作することができる。統合開発環境を指導を受けて操作することができる。統合開発環境を指導を受けて操作することができない。
評価項目3高度なGUIソフトウェアを作成することができる。簡単なGUIソフトウェアを作成することができる。簡単なGUIソフトウェアを作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 B 説明 閉じる
函館高専教育目標 C 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (B-2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラム言語を使用してオブジェクト指向プログラム作成に関する応用的な技法を理解する.この科目は,「情報処理Ⅰ・Ⅱ」で習得した基礎的なプログラミング技法に関する理解を深め,複雑な処理を必要とするソフトウェアの構成に関する知識を習得し,実践に対応できる技術者の育成を目的としている.
授業の進め方・方法:
統合開発環境であるVisual Studioでは、ボタンやリスト等のGUI部品の配置はマウスを使ってグラフィカルに行うことができる。この科目では「情報処理Ⅰ」で習得したC言語プログラミングに関する知識を基本として、プログラミング言語による実践的なアプリケーション開発を行う。導入部分では,新たに習得することとなるプログラミング言語の基礎について学習する。そのうえで、授業ではプログラミング方法に関する説明はあまり行わず,プログラミングの実践を通して理解してもらう。
注意点:
JABEE教育到達目標評価 期末試験50%(B-2:100%),課題50%(B-2:100%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラム言語の概要 プログラム言語を起動し,簡単なプログラムを作成して動作を確認できる.
2週 データ型と変数 データ型および変数などの基礎的事項が理解できる。
3週 算術計算 数値演算の方法が理解できる。
4週 分岐処理 if文とswitch分の処理について理解できる。
5週 繰り返し処理 for文とwhile文の処理について理解できる。
6週 2次元配列 1次元配列と多次元配列について理解できる。
7週 メソッド メソッドの定義と処理について理解できる。
8週 ファイル処理 ファイルへの出力と読み込みについて理解できる。
2ndQ
9週 オブジェクト指向 オブジェクト指向プログラミングの基礎が理解できる。
10週 UMLクラスとデータモデル UMLクラスとデータモデルが理解できる。
11週 UMLクラスとオブジェクト設計 UMLクラスとオブジェクト設計が理解できる。
12週 プログラミング演習 要求された仕様に基づいてプログラムを開発することができる。
13週 プログラミング演習 要求された仕様に基づいてプログラムを開発することができる。
14週 プログラミング演習 要求された仕様に基づいてプログラムを開発することができる。
15週 期末試験
16週 答案返却・解答開設 間違った問題の正答を求めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合2575100
基礎的能力000
専門的能力2575100
分野横断的能力000