アドバンスト信号処理

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 アドバンスト信号処理
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 WEBで公開
担当教員 東海林 智也

到達目標

1. ディジタル線形フィルタ(FIR、IIR、自己相関関数)を用いてディジタル信号処理ができる。
2. ARモデルを用いてディジタル信号処理ができる。
3. ディープラーニングを用いてディジタル信号処理ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ディジタル線形フィルタをプログラミングし、実際のディジタル信号に適用できる。ディジタル線形フィルタをプログラミングすることができる。ディジタル線形フィルタをプログラミングすることができない。
評価項目2ARモデルをプログラミングし、実際のディジタル信号に適用できる。ARモデルをプログラミングすることができる。ARモデルをプログラミングすることができない。
評価項目3ディープラーニングをプログラミングし、実際のディジタル信号に適用できる。ディープラーニングをプログラミングすることができる。ディープラーニングをプログラミングすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ディジタル信号処理の高度な応用として、5つのテーマ(FIRフィルタ、IIRフィルタ、自己相関関数、ARモデル、ディープラーニング)に関するプログラミングが出来るようになることを目指します。
授業の進め方・方法:
プログラミング言語として C 言語と python を使用します。
注意点:
全5回のプログラミング演習課題の評価の平均を総合評価とします。

「生産システム工学専攻」学習・教育到達目標の評価:

5回の課題(B-2:50%、C-2:50%) (20%×5回)

(B-2) 主となる専門分野の基礎知識,およびそれらと複合するための他の専門分野の基礎知識を持っている。
(C-2) データの分析や解析,グラフ化,設計・製図などにコンピュータを活用することができる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 FIRフィルタの設計(1) FIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
2週 FIRフィルタの設計(2) FIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
3週 FIRフィルタの設計(3) FIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
4週 FIRフィルタの設計(4) FIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
5週 FIRフィルタの設計(5) FIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
6週 IIRフィルタの設計(1) IIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
7週 IIRフィルタの設計(2) IIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
8週 IIRフィルタの設計(3) IIRフィルタの伝達関数を求めてプログラミングすることが出来る。
4thQ
9週 自己相関関数 自己相関関数について理解しプログラミングすることが出来る。
10週 ARモデル(1) ARモデルのパラメータを求めてプログラミングすることが出来る。
11週 ARモデル(2) ARモデルのパラメータを求めてプログラミングすることが出来る。
12週 ARモデル(3) ARモデルのパラメータを求めてプログラミングすることが出来る。
13週 ディープラーニングによる信号処理(1) ディープラーニングを用いて信号処理が出来る。
14週 ディープラーニングによる信号処理(2) ディープラーニングを用いて信号処理が出来る。
15週 ディープラーニングによる信号処理(3) ディープラーニングを用いて信号処理が出来る。
16週 期末試験 レポート方式

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000