土壌学

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 土壌学
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土のひみつ 食料・環境・生命 日本土壌肥料学会「土のひみつ」編集グループ編 (朝倉書店)
担当教員 松永 智子

到達目標

土壌の成り立ち、養分とその振舞い、農耕地土壌と環境との関係について基本的な知識を得る(B-2,100%) .

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1土壌の成り立ちについて具体例を挙げて説明できる。土壌の成り立ちについて基本的な知識を習得している。土壌の成り立ちについて基本的な知識を習得できていない。
評価項目2養分とその振舞いについて具体例を挙げて説明できる。養分とその振舞いについて基本的な知識を習得している。養分とその振舞いについて基本的な知識を習得できていない。
評価項目3農耕地土壌と環境との関係を具体例を挙げて説明できる。農耕地土壌と環境との関係について基本的な知識を習得している。農耕地土壌と環境との関係について基本的な知識を習得できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
食料生産を取り巻く諸問題を理解するための基礎的な知識として、農耕地土壌について理解する。また、持続的な食料生産について、遺伝子組み換え技術等を用いた最近の事例を挙げて学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は配布する資料に沿って進めるが、詳細の解説には適宜教科書を参照する。
注意点:
「物質環境工学専攻」学習・教育到達目標の評価:中間試験(B-2) (50%),期末試験(B-2) (50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、評価方法について理解する。
2週 土壌とは何か 土壌の成り立ちを理解し、分類できる。
3週 土壌有機物 土壌有機物のはたらきについて説明できる。
4週 土壌の三相 土壌の三相を説明できる。
5週 養分の保持 土壌がどのように養分を保持するかを説明できる。
6週 土壌のpHと温度が作物へ与える影響 土壌のpHと温度が作物へ与える影響を説明できる。
7週 土壌の肥沃度について 耕地の作物生産力と土壌の関係について説明できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験答案返却・解答解説 試験問題を通じて間違った箇所を理解できる。
10週 作物養分と土壌① 作物養分の土壌中での動態について説明できる。
11週 作物養分と土壌② 作物養分の土壌中での動態について説明できる。
12週 耕地土壌 耕地土壌の特徴について説明できる。
13週 土壌の質と劣化 土壌の質と劣化要因について説明できる。
14週 農耕地土壌と環境 農耕地に由来する環境汚染について説明できる。
15週 持続可能な農業と土壌保全 持続的食料生産と土壌保全について説明できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000