異文化コミュニケーション

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 異文化コミュニケーション
科目番号 0015 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 教科書:Kyoko Yashiro他「What Do You Mean? - Exploring Communication Gap」(金星堂)
担当教員 佐藤 奈々恵

到達目標

1.異文化コミュニケーションをテーマにした英文を読み、英文の意味とその内容の本質を正しく理解した上で、それらを日本語で説明できる。                                          2.自国文化と他国文化の差異や共通項に気づき、異文化間の相互理解・共生のための知識や態度を身につけることができる。                                                  3.グループプレゼンテーション活動において、チームで協力しながら文献・資料収集などの発表準備を行い、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的な発表ができる。                                                  4.異文化理解のための外国語運用能力向上を図るものとして、TOEICスコア450-500点程度を取得するために必要な基礎力を確認できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1異文化コミュニケーションをテーマにした英文を読み、英文の意味とその内容の本質を正しく理解した上で、それらを日本語で説明できる。異文化コミュニケーションをテーマにした英文を読み、英文の意味とその内容の本質を概ね理解した上で、それらを日本語で説明できる。異文化コミュニケーションをテーマにした英文を読み、英文の意味とその内容の本質を理解した上で、それらを日本語で説明できない。
評価項目2自国文化と他国文化の差異や共通項に気づき、異文化間の相互理解・共生のための十分な知識や態度を身につけることができる。自国文化と他国文化の差異や共通項に気づき、異文化間の相互理解・共生のための基本的な知識や態度を身につけることができる。自国文化と他国文化の差異や共通項に気づき、異文化間の相互理解・共生のための知識や態度を身につけることができない。
評価項目3グループプレゼンテーション活動において、チームで協力しながら文献・資料収集などの発表準備を行い、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的な発表ができる。   グループプレゼンテーション活動において、チームで協力しながら文献・資料収集などの発表準備を行い、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた発表ができる。グループプレゼンテーション活動において、チームで協力しながら文献・資料収集などの発表準備を行い、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた発表ができない。
評価項目4異文化理解のための外国語運用能力向上を図るものとして、TOEICスコア450-500点程度を取得するために必要な基礎力を確認できる。異文化理解のための外国語運用能力向上を図るものとして、TOEICスコア450-500点程度の取得を目指すことができる基礎力を確認できる。異文化理解のための外国語運用能力向上を図るものとして、TOEICスコア450-500点程度の取得を目指すことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
異文化間のコミュニケーションについて書かれた英文を読み、異文化コミュニケーションが潜在的に抱える問題点について考察するとともに、他国文化と自国文化の比較を通して、異文化理解と多文化共生について理解を深める。また、異文化理解のための外国語運用能力向上を図るものとして、TOEICスコア450-500点程度を取得するために必要な基礎力の定着を目指す。
授業の進め方・方法:
1.学生は、テキストの各ユニットの内容と関連事項についてグループでプレゼンテーションを行う。                  2.ユニットごとに本文の内容理解や語彙・文法を問う小テストを実施する。                            3.TOEIC形式の問題演習を適宜行い、TOEICスコア450-500点程度を取得するために必要な基礎力の定着を図る。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 授業のねらいを理解し、それに基づいて今後の学習計画を立てることができる。
2週 <Nonverbal Communication> Unit 1. The Japanese Bow Unit 1 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。
3週 Unit 2. Smiles Unit 2 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
4週 Unit 3. Eye Contact Unit 3 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
5週 Unit 5. Hand Gesture Unit 5 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
6週 Unit 6. Body Movements Unit 6 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
7週 Unit 7. Space Unit 7 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
8週 達成度確認試験 これまでの学習内容を整理することができる。
4thQ
9週 TOEIC問題演習 英語学力テスト(TOEIC-IP)に向け、TOEICテストの問題演習に取組み、問題の要点を理解することができる。現時点における自分の英語力を把握し、今後の学習計画を立てることができる。
10週 <Verbal Communication> Unit 8. Same Words Different Meaning Unit 8 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
11週 Unit 9. Intonation Unit 9 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
12週 Unit 11. Personal or Contextual Unit 11 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
13週 Unit 12. Goal or Process Oriented Unit 12 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
14週 Unit 13. Sarcasm Unit 13 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
15週 Unit 14. Politically Correct Unit 14 の英文を理解し、外国文化と自国文化の違いを理解・考察できる。英文の内容とそれに関連する事項について、聞き手が理解しやすい工夫を取り入れた効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
16週 定期試験 これまでの学習内容を整理することができる。

評価割合

試験プレゼンテーション小テスト・課題など合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100