地理総合

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 地理総合
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 帝国書院編集部編『新詳高等地図』(帝国書院))/ 必要に応じて適宜紹介する
担当教員 野村 雄紀

到達目標

1)産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。
2)人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的観点から理解できる
3)社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。
4)日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、地理的観点から理解できる。
5)国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的観点から理解できる。
6)文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
7)今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。
8)環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.北米地域北米地域の自然環境・産業・社会について説明できる。北米地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。北米地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
2.中南米地域中南米地域の自然環境・産業・社会について説明できる。中南米地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。中南米地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
3.オセアニア地域オセアニア地域の自然環境・産業・社会について説明できる。オセアニア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。オセアニア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
4.欧州地域欧州地域の自然環境・産業・社会および統合の進む欧州の現状とその意義について説明できる。欧州地域の自然環境・産業・社会および統合の進む欧州の現状とその意義に関する基本的な問題が解ける。欧州地域の自然環境・産業・社会および統合の進む欧州の現状とその意義に関する基本的な問題が解けない。
5.アフリカ地域アフリカ地域の自然環境・産業・社会について説明できる。アフリカ地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。アフリカ地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
6.西アジア地域西アジア地域の自然環境・産業・社会について説明できる。西アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。西アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
7.南アジア地域南アジア地域の自然環境・産業・社会について説明できる。南アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。南アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
8.東南アジア地域東南アジア地域の自然環境・産業・社会について説明できる。東南アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。東南アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。
9.東アジア地域東アジア地域の自然環境・産業・社会について説明できる。東アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解ける。東アジア地域の自然環境・産業・社会に関する基本的な問題が解けない。

学科の到達目標項目との関係

 Ⅰ 人間性  1 Ⅰ 人間性
 Ⅱ 実践性  2 Ⅱ 実践性
 Ⅲ 国際性  3 Ⅲ 国際性

教育方法等

概要:
・自然環境や産業の分布、文化の多様性といった地理的な視点から世界の諸地域について考察し、国際社会で活躍するための基本知識を習得する。
授業の進め方・方法:
・授業は、主として教科書、プリントを用いる講義形式で進めます。また、その際には、パワーポイントを利用して関連する図像資料などを提示します。そして、毎回の授業後3日以内を期限として、感想や質問などを記入したコメントペーパーまたは課題を提出してもらいます。これらのコメントペーパーや課題については、次回の授業の冒頭において教員が回答・解説します。
・成績は、定期試験50%(前期定期試験25%、後期定期試験25%)、到達度試験(中間試験)40%(前後期各1回、各20%)、課題等10%での割合で評価します。合格点は60点以上です。尚、評価が60点に達しない者には、再試験を学年末(試験範囲:1年間の授業内容)に実施します。再試験を実施した場合、再試験前の成績の点数と、再試験の点数を1:1の割合で計算し、その点数で合否を判断します。但し、この場合、評価の上限は60点となります。
・出席回数が2/3に満たない場合には失格となり、成績評価の対象外となります。
注意点:
・授業で取り上げるトピックには現代の日本に生きる人々の課題と関連するものや類似するものが多く含まれていますので、授業内容と自分を取り巻く社会との間の繋がりと比較(類似点・相違点)を常に意識しながら受講してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 初回オリエンテーション 本授業の目的・方針・注意事項を理解する。
2週 北米地域① 北米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
3週 北米地域② 北米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
4週 北米地域③ 北米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
5週 北米地域④ 北米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
6週 北米地域⑤ 北米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
7週 中南米地域① 中南米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
8週 中南米地域② 中南米地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
2ndQ
9週 オセアニア地域① オセアニア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
10週 オセアニア地域② オセアニア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
11週 欧州地域① 欧州地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
12週 欧州地域② 欧州地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
13週 欧州地域③ 統合の進む欧州の現状とその意義について理解し説明することができる。
14週 欧州地域④ 統合の進む欧州の現状とその意義について理解し説明することができる。
15週 欧州地域⑤ 統合の進む欧州の現状とその意義について理解し説明することができる。
16週 定期試験
後期
3rdQ
1週 アフリカ地域① アフリカ地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
2週 アフリカ地域② アフリカ地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
3週 アフリカ地域③ アフリカ地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
4週 西アジア地域① 西アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
5週 西アジア地域② 西アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
6週 南アジア地域① 南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
7週 南アジア地域② 南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
8週 東南アジア地域① 東南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
4thQ
9週 東南アジア地域② 東南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
10週 東南アジア地域③ 東南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
11週 東南アジア地域④ 東南アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
12週 東アジア地域① 東アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
13週 東アジア地域② 東アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
14週 東アジア地域③ 東アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
15週 東アジア地域④ 東アジア地域の自然環境・産業・社会について理解し説明することができる。
16週 定期試験

評価割合

定期試験到達度試験(中間試験)課題等合計
総合評価割合504010100
基礎的能力504010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000