日本事情

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0085 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(一般科目) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:レジュメ・資料等を配布する/参考図書:『クイズ日本事情』(独立行政法人日本学生支援機構大阪日本語教育センター)、佐々木瑞枝『クローズアップ日本事情15』the japan times/参考資料:独立行政法人日本学生支援機構HP「留学生支援情報」、日本語能力試験N1
担当教員 佐々木 彩

到達目標

1.日本の社会・文化・歴史・政治・経済等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。
2.現代日本社会が抱える問題点について説明できる。
3.与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.日本の社会・文化・歴史・政治・経済等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。日本の社会・文化・歴史・政治・経済等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できる。日本の社会・文化・歴史・政治・経済等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から一応説明できる。日本の社会・文化・歴史・政治・経済等に関する基本的な知識を習得し、自国との比較的観点から説明できない。
2.現代日本社会が抱える問題点について説明できる。 現代日本社会が抱える問題点について説明できる。現代日本社会が抱える問題点について一応説明できる。現代日本社会が抱える問題点について説明できない。
3.与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。 与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができる。与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して一応適切に表現することができる。与えられた課題に積極的に取り組み、日本語を駆使して適切に表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は3年次の留学生履修科目「日本事情入門」を素地とし、構成されてる。来日留学生が充実した学生生活を過ごせるように、日本の社会、文化、風土、歴史、政治、経済等に関する基礎的な知識を身につけさせ、それと同時に、日本と自国との差異についても客観的に説明できる力をつけさせることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、配付資料に基づいた教員による説明、レポート作成に基づいた口頭発表及び討論によって進める。
この科目は学習単位科目のため、事前・事後学習としてレポート等の課題等を課し、評価の対象とする。
成績は、課題提出50%、口頭発表25%、討論25%の総合評価で、60点以上を合格とする。なお、合格点に達しない場合は再評価を行う予定。
注意点:
履修者は外国人留学生に限定する。
履修者は、日頃より日本語の新聞等に触れ、日本の社会問題や社会情勢に関心をもつよう心がけることが望ましい。
授業で扱うテーマについて、図書館等利用し、レポート作成あるいは口頭発表の準備をすることが自学自習となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本ってどんな国? 日本の地理についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
2週 都市の暮らし・地方の暮らし 日本の都市と地方の暮らしについての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
3週 日本の歴史① 日本の歴史についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
4週 日本の歴史② 日本の歴史についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
5週 「日本の歴史」に関する発表 学生が自国との比較的見地から課題テーマに関してプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
6週 日本の科学技術① 日本の科学技術についての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
7週 日本の科学技術② 日本の科学技術に関する法ついての知識を習得し、自国との相違点を認識し、日本語で的確に表現できる。
8週 日本を取り巻く環境問題 日本を取り巻く環境問題について理解し、自国との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
2ndQ
9週 「日本の科学技術・環境問題」に関する発表 学生が自国との比較的見地から課題テーマに関してプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
10週 産業構造と経済 日本の産業構造について理解し、自国ととの相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
11週 日本の政治と憲法 日本の政治と憲法について理解し、自国との相違点を認識し、日本語で適切に表現できる。
12週 現代日本社会の問題点① 現代日本社会に関する問題を認識し、日本語によって論理的に議論することができる。
13週 現代日本社会の問題点② 現代日本社会に関する問題を認識し、日本語によって論理的に議論することができる。
14週 「現代日本社会の問題」に関する発表 学生が関心のある現代日本社会の諸問題について、自国との比較的見地からプレゼンを行い、日本語によって論理的に議論することができる。
15週 まとめ これまでの学習を振り返りレポートを作成する。
16週

評価割合

課題発表討論合計
総合評価割合502525100
基礎的能力502525100
専門的能力0000
分野横断的能力0000