到達目標
1、論理的な文章について、その論理の展開や要旨を捉えることができる。
2、文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを捉えることができる。
3、語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を捉えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
1、論理的な文章について、その論理の展開や要旨を捉えることができる。 | 論理的な文章について、その論理の展開や要旨を的確に捉えることができる。 | 論理的な文章について、その論理の展開や要旨をある程度的確に捉えることができる。 | 論理的な文章について、その論理の展開や要旨を的確に捉えることができない。 |
2、文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを捉えることができる。 | 文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを的確に捉えることができる。 | 文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などをある程度的確に捉えることができる。 | 文学的な文章について、その登場人物、情景、心情などを的確に捉えることができない。 |
3、語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を捉えることができる。 | 語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を的確に捉えることができる。 | 語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色をある程度的確に捉えることができる。 | 語句の意味、用法を理解し、文体や修辞などの表現上の特色を的確に捉えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
近代以降の様々な文章や作品を読解し鑑賞する能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を深め、人生を豊かにする態度を育てる。また、言語文化に対する関心を深め、言語感覚を豊かにし、積極的に国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式の一斉授業の形態を取るが、必要に応じて意見交換や討論の時間を設定する。
評価については、前期は中間試験30%、定期試験40%、提出課題等30%の割合で評価する。後期は中間試験30%、レポート70%で評価する。学年末に前期成績と後期成績とを通算平均して年間評価を求める。合格点は60点である。なお、前期成績及び学年末成績が60点未満の場合は、再試験を実施することがある。その場合、再評価を受けた場合の成績は60点を上限とする。
注意点:
教科書、ノートは毎時間、国語便覧、国語辞書等は、必要に応じて適宜準備をする。授業で扱う教材については、必ず授業前に目を通しておき、授業後は教授された内容を確認しながら、再度教材にあたっておくようにすること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.オリエンテーション 2.随想「桜との出会い」(馬場あき子) |
授業の目的・方針等を理解する。桜をテーマにした随想から、筆者の感性と表現方法を読み味わい、感性を磨く。
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2週 |
随想「桜との出会い」(馬場あき子) |
桜をテーマにした随想から、筆者の感性と表現方法を読み味わい、筆者の桜への思いを読み解く。
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3週 |
「小さな建築」(隈研吾) |
評論の文章について、筆者の論点を明確にする。
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4週 |
「小さな建築」(隈研吾) |
筆者が説明する建築史の流れをとらえ、文章の構成をとらえる。
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5週 |
「小さな建築」(隈研吾) |
災害のような悲劇に、人間がどのように対処したか、筆者の考えを読み取る。
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6週 |
「永訣の朝」(宮沢賢治) |
韻律に注意し、描かれた情景や心情にふさわしい朗読を工夫する。
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7週 |
「二十億光年の孤独」(谷川俊太郎) |
文体や修辞など表現上の特色をとらえ、作品を深く味わう。
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8週 |
中間試験 |
これまでの授業内容を確認する。
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2ndQ |
9週 |
文学的表現(小説)を読む 余裕派及び夏目漱石について |
余裕派及び夏目漱石について理解することができる。
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10週 |
「こころ」(夏目漱石) |
長編小説の展開を追って作品の主題に迫る。小説を展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができる。
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11週 |
「こころ」(夏目漱石) |
長編小説の展開を追って作品の主題に迫る。展開する上での語句の意味、用法を的確に理解することができる。
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12週 |
「こころ」(夏目漱石) |
作品を深く読んで人間のあり方についての問題意識をつかむ。
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13週 |
「こころ」(夏目漱石) |
人間のあり方について問題意識を深め、登場人物の生き方について理解する。
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14週 |
「こころ」(夏目漱石) |
人間のあり方について問題意識を深め、登場人物の生き方について理解する。
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15週 |
「こころ」(夏目漱石) |
人間のあり方について問題意識を深め、登場人物の生き方について理解する。
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16週 |
前期定期試験 |
これまでの授業内容を確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「永訣の朝」(宮沢賢治) |
文学的な文章(詩)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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2週 |
「永訣の朝」(宮沢賢治) |
文学的な文章(詩)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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3週 |
「山月記」(中島敦) |
文学的な文章(小説)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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4週 |
「山月記」(中島敦) |
文学的な文章(小説)について理解し、自らの考えを述べることができる。。
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5週 |
「山月記」(中島敦) |
文学的な文章(小説)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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6週 |
「山月記」(中島敦) |
文学的な文章(小説)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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7週 |
「山月記」(中島敦) |
文学的な文章(小説)について理解し、自らの考えを述べることができる。
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8週 |
中間試験 |
これまでの授業内容を確認する。
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4thQ |
9週 |
文学的表現(小説)を読む 「舞姫」(森鷗外) |
擬古文による小説の文体や修辞について、その表現上の特色を捉えることができる。
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10週 |
「舞姫」(森鷗外) |
小説の時代背景、舞台状況を踏まえ、出来事の経過を追って登場人物の内面の変化を捉える。
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11週 |
「舞姫」(森鷗外) |
小説の時代背景、舞台状況を踏まえ、出来事の経過を追って登場人物の内面の変化を捉える。
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12週 |
「舞姫」(森鷗外) |
近代化の過程での国家と個人の関わりについて考え、登場人物が負わなければならなかった課題を明らかにする。
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13週 |
「舞姫」(森鷗外) |
登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。
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14週 |
「舞姫」(森鷗外) |
登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。
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15週 |
「舞姫」(森鷗外) |
登場人物のものの見方、感じ方、考え方を理解することができる。
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16週 |
後期定期試験 |
これまでの授業内容を確認する。
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評価割合
| 定期試験 | その他テスト、課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
一般的能力 | 20 | 80 | 100 |