到達目標
MCCにおける
V-E. 化学・生物系分野
1)細胞小器官や組織について説明できる。
2)ヒトの器官について説明できる。
3)神経やホルモンについて説明できる。
4)免疫について説明できる。
5)微生物の種類と構造について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
1)細胞や組織について説明できる。 | 1)細胞や組織について説明できる。 | 1)細胞や組織について概ね説明できる。 | 1)細胞や組織について説明できない。 |
2)ヒトの器官について説明できる。 | 2)ヒトの器官について説明できる。 | 2)ヒトの器官について概ね説明できる。 | 2)ヒトの器官について説明できない。 |
3)神経やホルモンについて説明できる。 | 3)神経やホルモンについて説明できる。 | 3)神経やホルモンについて概ね説明できる。 | 3)神経やホルモンについて説明できない。 |
4)免疫について説明できる。 | 4)免疫について説明できる。 | 4)免疫について概ね説明できる。 | 4)免疫について説明できない。 |
5)微生物の種類と構造について説明できる。 | 5)微生物の種類と構造について説明できる。 | 5)微生物の種類と構造について概ね説明できる。 | 5)微生物の種類と構造について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
Ⅰ 人間性 1 Ⅰ 人間性
Ⅱ 実践性 2 Ⅱ 実践性
Ⅲ 国際性 3 Ⅲ 国際性
CP1 実践的技術者に必要な科学的基礎知識とリベラルアーツ 4 CP1 実践的技術者に必要な科学的基礎知識とリベラルアーツ
教育方法等
概要:
前半は生物の共通性である,細胞の構造や代謝,遺伝情報の発現について学び,微生物の種類と構造について学修する。後半は生体の恒常性を維持するためのしくみを学修する。
授業の進め方・方法:
講義中に毎回数回のワークを行う。また,授業の最初に小テストを実施し,授業の最後に授業のまとめを作成することで理解度を確認する。定期試験,中間試験,小テスト,ワークおよび授業のまとめで達成度を評価する。
注意点:
履修にあたっては,地学・生物の生物分野の知識が必要となるので復習しておくこと。評価の割合は定期試験30%,中間試験30%,小テスト20%,ワーク・授業のまとめ20%とし,合格点は60点以上である。学業成績が60点未満のものに対して再試験を実施し,再試験60%,小テスト20%,ワーク・授業のまとめ20%で再評価を行う。授業態度が悪い者や小テストが40点未満の者には面談を行う。面談に応じない場合や正当な理由なく発表を行わなかった場合,課題等を未提出の場合には再試験を実施しない。正当な理由なく欠席した場合(事前連絡がない場合も含む)には,その回の小テスト,ワークおよび授業のまとめの点数は0点となる。不正行為を行った場合には成績評価を0点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
生命誕生の謎 |
生命誕生の仮説を説明できる。
|
2週 |
生物の構成単位 |
原核生物と真核生物の違いについて説明できる。核,ミトコンドリア,葉緑体,細胞壁,液胞の構造と働きについて説明できる。葉緑体とミトコンドリアの進化の説について説明できる。
|
3週 |
生物のエネルギー① |
酵素とは何か説明でき,代謝における酵素の役割を説明できる。代謝,異化,同化という語を理解しており,生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。
|
4週 |
生物のエネルギー② |
光合成及び呼吸の大まかな過程を説明でき,2つの過程の関係を説明できる。
|
5週 |
生物の設計図① |
DNAの構造について説明できる。
|
6週 |
生物の設計図② |
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。
|
7週 |
細胞の営み |
細胞周期について説明できる。染色体の構造について説明できる。
|
8週 |
微生物 |
微生物の種類と構造について説明できる。
|
2ndQ |
9週 |
中間試験 |
|
10週 |
生体の形成 |
分化について説明できる。
|
11週 |
循環器系 |
心臓の構造と血液の循環について説明できる。血液成分の種類とはたらきについて説明できる。
|
12週 |
消化器系と腎・尿路系 |
消化器と腎臓のはたらきについて説明できる。
|
13週 |
神経系 |
神経系について説明できる。
|
14週 |
内分泌系 |
ホルモンとその受容体について説明できる。フィードバック制御による体内の恒常性の仕組みを説明できる。
|
15週 |
免疫系 |
免疫系による生体防御のしくみを説明できる。
|
16週 |
定期試験 |
|
評価割合
| 定期試験 | 中間試験 | 小テスト | ワーク・授業のまとめ | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 15 | 10 | 10 | 50 |
専門的能力 | 15 | 15 | 10 | 10 | 50 |