フィールドワークⅡ

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 フィールドワークⅡ
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(都市・環境系都市・環境コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし/自作プリント
担当教員 近藤 崇,松尾 優子,渡辺 暁央

到達目標

1.道路の路面性状について理解し,説明することができる.
2.写真測量による地形図の作成について理解することができる.
3.指定された条件により,適切な路線設計および概略的な積算を行うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
路面性状道路の路面性状について理解し,説明することができる.道路の路面性状について理解している.道路の路面性状について理解していない.
写真測量写真測量の原理や方法について、説明できる.写真測量の原理や方法について、理解できる.写真測量の原理や方法について、理解していない.
路線計画指定された条件により,適切な路線設計および概略的な積算を行うことができる.指定された条件により,路線設計および概略的な積算を検討することができる.指定された条件により,路線計画を立てることができず,概略的な積算を理解していない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
舗装道路の簡単な調査を行い,路面性状や破損の種別と原因,補修方法の検討を行う.
ドローンを使用した写真測量実習を行い,地形図を作成する演習を行う.
路線計画では平面図を用いて,路線計画に基づいた簡単な施工方法,施工計画などの検討,ならびに工費概算の計算を行う.
授業の進め方・方法:
前半は実道の現状調査を行い,舗装の破損状況および補修方法の検討を行う.また,写真測量実習を通して,高低差の算出方法などについて演習を行う.後半は平面図を用いて路線計画を立て,簡単な施工方法,施工計画などを検討し,完成までの費用の概算を計算する.
注意点:
前半はグループごとに屋外での実習や調査が主となるため,欠席しないこと,周りの安全確認・配慮などを怠らないこと.
また, 関連する分野の専門書等を精読し授業の理解を促進するために, 45時間の自学自習時間を要する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 道路舗装の路面性状調査1 道路舗装の路面性状を調査し,路面性状の測定方法や維持管理に対する考え方を理解する.また,その他の破損などについても観察し,原因や補修方法を検討する.
2週 道路舗装の路面性状調査2 道路舗装の路面性状を調査し,路面性状の測定方法や維持管理に対する考え方を理解する.また,その他の破損などについても観察し,原因や補修方法を検討する.
3週 道路舗装の路面性状調査3 道路舗装の路面性状を調査し,路面性状の測定方法や維持管理に対する考え方を理解する.また,その他の破損などについても観察し,原因や補修方法を検討する.
4週 写真測量実習1 ドローンによる空中写真測量の概要について理解できる.
5週 写真測量実習2 取得した写真から地形図作成の概要が理解できる.
6週 写真測量実習3 写真測量による高低差の算出方法が理解できる.
7週 情報セキュリティー教育 インターネットを利用する上での様々な脅威を認識できる.
8週 路線計画1 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
2ndQ
9週 路線計画2 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
10週 路線計画3 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
11週 路線計画4 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
12週 路線計画5 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
13週 路線計画6 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
14週 路線計画7 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
15週 路線計画8 平面図を用いて、地形条件や設計条件を考慮して、路線計画を立てることができる.
16週

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00