到達目標
1.建設マネジメントの基礎的事項に関して理解し、説明できる。
2.建設マネジメントの管理に関する基本システムを習得し、説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建設マネジメントに関する経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の各事項について具体的に説明できる。 | 建設マネジメントに関する経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の基本的な各事項について理解できる。 | 建設マネジメントに関する経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の基本的な各事項について理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は、行政機関で公共事業の計画、設計、施工管理等を担当していた教員が、その経験と資格を活かし、建設マネジメントの概要を講義形式で授業を行うものである。
プロジェクトマネジメントに必要な経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理に関する基礎的な知識や関係法規等の概要について学び、技術者として必要な素養を身につけることが到達レベルである。
授業の進め方・方法:
各単元ごとに課題を自学自習で取組むこと。提出された課題は、目標が達成されていることを確認するものである。
この科目は、学修単位科目のため、事前、事後学習としてレポート等を提出してもらいます。
注意点:
①5年前期で履修した施工管理学等の該当箇所も復習して授業に臨むこと。
②評価は小テスト及び定期試験8割、課題2割で評価する。
③学業成績が60点未満のものに対して再試験を実施することがある。この場合、再試験の成績は定期試験の成績に置き換えて再評価を行う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.建設マネジメントの概要 |
建設マネジメントが必要とされる背景、建設行政の概要について基礎的事項を説明できる。
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2週 |
1.建設マネジメントの概要 |
工事の発注、入札、建設業法に関する基本的事項を説明できる。
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3週 |
1.建設マネジメントの概要 |
設計と積算に関する基礎的事項を説明できる。
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4週 |
2.経済性管理 |
施工計画・工事計画、品質管理に関する基礎的事項を説明できる。
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5週 |
2.経済性管理 |
原価管理、設備管理に関する基礎的事項を説明できる。
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6週 |
3.人的資源管理 |
人的資源管理の目的、人の行動モデルとインセンティブに関する基礎的事項を説明できる。
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7週 |
3.人的資源管理 |
人的資源計画、人間関係管理の基礎的事項を説明できる。
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8週 |
3.人的資源管理 |
人的資源計画、人間関係管理の基礎的事項を説明できる。
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4thQ |
9週 |
4.情報管理 |
組織における意思決定と情報、情報システム、ナレッジマネジメント、知的財産権に関する基礎的事項を説明できる。
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10週 |
4.情報管理 |
緊急時の情報管理、ネットワーク社会の情報管理に関する基礎的事項を説明できる。
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11週 |
5.安全管理 |
災害の要因、安全管理活動、リスク管理と危機管理、リスクの定義と表現、リスク対応方針とリスク特定に関する基礎的事項を説明できる。
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12週 |
5.安全管理 |
リスクアセスメント、リスク評価、リスク対策、リスクの未然防止活動・技術、危機管理に関する基礎的事項について説明できる。
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13週 |
6.社会環境管理 |
社会環境管理の目的、環境と社会システムに関する基礎的事項について説明できる。
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14週 |
6.社会環境管理 |
環境関連法と制度の基礎的事項について説明できる。
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15週 |
6.社会環境管理 |
社会環境管理に関する国際規格について基礎的事項を説明できる。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |