到達目標
エディタの使いかたを理解し文書の作成編集ができる.
UNIXの基本操作を理解し使うことができる.
gimp(描画)の使い方を理解し目的にあった使い方ができる.
HTMLによるホームページの作成ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | エディタの機能を使い,効率的に文書の作成編集ができる. | エディタの機能を使い,文書の作成編集ができる. | エディタの機能を理解できずに文書の作成編集ができない. |
評価項目2 | UNIXの基本操作を理解し,コマンドを組み合わせて効果的に操作を行うことができる. | UNIXの基本操作を理解し,適切なコマンドで操作を行うことができる. | UNIXの基本的なコマンドを理解することができない. |
評価項目3 | gimp(描画)の使い方を理解し,目的にあった描画を行うことができる. | gimp(描画)を使い描画を行うことができる. | gimp(描画)を使った描画ができない. |
評価項目4 | HTMLのタグを理解し正しく使ってHTML文書を構築できる. | HTMLのタグを使いHTML文書を構築できる. | HTMLのタグを使ったHTML文書を構築できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
UNIXの基本操作を習得する.gimpによる描画ができるようになる.
作成した評価物はウェブページにまとめることにより,情報メディアの操作についても習得する.
情報工学分野ではUNIXの環境での実習が多いので,UNIXの基本操作を習得することでこれらの授業に対応できるようにする.
釧路高専目標:C:100%
実務経験の概略と科目との関連性:民間企業において通信機器の開発を行なった.システム開発の開発環境などについて科目との関連性がある.
授業の進め方・方法:
課題のレポートはできるだけ授業時間内に提出すること.
時間内に提出できなかったときは放課後を利用して完成し,提出期限内に必ず提出すること.
最終評価:情報工学分野の実験科目に関する評価基準の通り.
課題レポートは全て提出することを必須とする.
定期試験は実施しないが,確認テストを実施し評価を行う.
確認テスト20% + レポート80%
合否判定:最終評価≧60%
定期試験は実施しないので再試験は行わない. 不合格の場合は追加課題を課す.
関連科目:プログラミング言語II他
注意点:
課題レポートは期限を守って速やかに提出してください.
UNIXの基本操作は何度も繰り返し使うことで理解を深めます.積極的に学習に取り組んで下さい.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実習環境の各種設定・利用申請 |
実習環境を構築できる.
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2週 |
エディタ(emacs)の使い方(1) |
エディタの使い方(起動・保存他)を説明できる.
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3週 |
エディタ(emace)の使い方(2) |
エディタの使い方(削除・挿入・複写)を説明できる.
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4週 |
エディタ(emacs)の使い方(3) |
エディタの使い方(検索・置換・移動)を説明できる.
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5週 |
UNIX(1) |
UNIXのコマンドについて理解し,目的に応じて使える.
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6週 |
UNIX(2) |
ツリー構造について説明できる.
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7週 |
UNIX(3) |
ディレクトリについて説明できる.
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8週 |
UNIX(4) |
ファイルの許可情報を変更できる.
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2ndQ |
9週 |
確認テスト・HTML文書の作り方基礎編 |
・確認テストの実施. ・HTML文書を用いてHPを作成できる.
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10週 |
HTML文書の作り方 応用編 |
・HTMLで箇条書きを作成できる ・HTMLでリンクの記述を作成できる
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11週 |
HTML文書の作り方 発展編 |
HTMLで表を作成できる
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12週 |
描画ソフトgimp1 |
gimpの基本的な操作ができる.
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13週 |
描画ソフトgimp2 |
gimpを使って描画ができる.
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14週 |
描画ソフトgimp3 |
gimpの様々な機能を組み合わせて描画ができる.
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15週 |
UNIXまとめ |
sortコマンドやgrepコマンドを使ったデータ処理ができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | システムプログラム | コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。 | 3 | 前5 |
その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 4 | 前1,前5,前6,前7,前8,前15 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 4 | 前2,前3,前4 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 4 | 前1 |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 100 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 100 |