到達目標
情報セキュリティにおける現状と対策方法を理解し、それを問題解決に適用できる。
チームで適切にコミュニケーションを取り、チームで情報セキュリティの問題に対処することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | インターネットの概念を詳細に説明できる。 | インターネットの概念を説明できる。 | インターネットの概念を説明できない。 |
評価項目2 | コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について詳細に説明できる。 | コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できる。 | コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する代表的な対策について説明できない。 |
評価項目3 | ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に適切に活用できる。 | ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報セキュリティは学問としてはまだ日が浅い領域であり,課題解決志向の領域でもあります.
本演習では,情報セキュリティは何かを実際の演習を通して学びます.
授業の進め方・方法:
毎回の授業で、小テストまたは報告書の提出を求めます。
演習室での演習と教室での講義を適宜行います。本講義では,情報セキュリティは何かを実際の演習を通して学びます.、講義によって習った知識を演習により、さらに深いものにする。
最終評価:定期試験80%+提出物20%
定期試験:中間試験と期末試験の2回
提出物:小テストまたは報告書
合格基準:定期試験80%と課題20%の合計が60%を以上であること
再試験の場合、試験60%で合格となるが、最終成績の最高点は60%とする。
前関連科目:コンピュータネットワーク 後関連科目:ソフトウェア工学他
注意点:
講義だけでなく、情報処理実験室のPCを使った実習も行う。
小テストや報告書は欠席すると提出できません。欠席しないようにしましょう。
本科目は学修単位科目であるため、授業時間相当の自主学習(授業の予習・復習を含む)を行う必要がある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
情報セキュリティ概論 |
情報セキュリティとは何かを俯瞰し,なぜ対策が必要かを理解する.
|
2週 |
リスクマネジメント演習 |
実際の事例を対象に,情報資産の特定やリスク管理を行うことができる.
|
3週 |
サイバーセキュリティにおける倫理 |
サイバーセキュリティ技術を習得するうえで必要となる倫理を実践することができる.
|
4週 |
OSINT |
インターネットにある情報から目的の情報を抽出することができる.
|
5週 |
RSA暗号 |
RSA暗号アルゴリズムを実装し,平文を暗号化および暗号化文を復号することができる.
|
6週 |
RSA暗号 |
RSA暗号アルゴリズムを実装し,平文を暗号化および暗号化文を復号することができる.
|
7週 |
ログ解析演習 |
リダイレクトやパイプを駆使して,サーバのログから攻撃の痕跡を抽出することができる.
|
8週 |
ログ解析演習 |
リダイレクトやパイプを駆使して,サーバのログから攻撃の痕跡を抽出することができる.
|
4thQ |
9週 |
ログ解析演習 |
リダイレクトやパイプを駆使して,サーバのログから攻撃の痕跡を抽出することができる.
|
10週 |
ログ解析演習 |
リダイレクトやパイプを駆使して,サーバのログから攻撃の痕跡を抽出することができる.
|
11週 |
可用性・多層防御 |
可用性を上げるためのシステムの構成法や多層防御の仕組みを理解し説明できる.
|
12週 |
セキュアプログラミング |
プログラミングで起こりうる脆弱性を理解し,脆弱性を埋め込まない設計や実装を説明できる.
|
13週 |
セキュアプログラミング |
プログラミングで起こりうる脆弱性を理解し,脆弱性を埋め込まない設計や実装を説明できる.
|
14週 |
セキュアプログラミング |
プログラミングで起こりうる脆弱性を理解し,脆弱性を埋め込まない設計や実装を説明できる.
|
15週 |
セキュアプログラミング |
プログラミングで起こりうる脆弱性を理解し,脆弱性を埋め込まない設計や実装を説明できる.
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |