到達目標
1.基礎的な地理・地誌的な知識と理解を深め、地域社会が抱える問題に主体的に取り組むために必要な資質を自身で獲得することができる。
2.地理・地誌的観点から、世界の様々な地域の特性についての知識と理解を深め、国際情勢を捉えるだけでなく、自らの意見をもち、他人に説明することができる。
3.地理・地誌的観点から、日本の様々な地域の特性についての知識と理解を深め、多様な社会問題を理解するだけでなく、自らの意見を、自らの意見をもち、他人に説明することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握、説明するだけでなく、自ら主体的な判断や行動を取ることができる。 | 地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握、説明することができる。 | 地理・地誌的観点から、地域社会が抱える問題を把握することができない。 |
評価項目2 | 地理・地誌的観点から、国際情勢を捉え、説明することができるだけでなく、自らの意見を持ち、それを他人に説得的な仕方で説明することができる。 | 地理・地誌的観点から、国際情勢を捉え、説明することができる。 | 地理・地誌的観点から、国際情勢を捉えることができない。 |
評価項目3 | 地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉え、説明することができるだけでなく、自らの意見をもち、それを他人に説得的な仕方で説明することができる。 | 地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉え、説明することができる。 | 地理・地誌的観点から、日本の社会問題を捉えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代社会の一員として要請される地理的・地誌的な知識・理解を獲得し、これに基づいて地域問題、国際情勢、社会問題を自覚的かつ主体的に判断するために必要な資質を獲得することを目指します。
授業の進め方・方法:
1.各回の授業内容を講義形式で学習します。
2.それに基づいて、簡単な授業内ワークをおこないます。
合否判定: 定期試験(80%) + 課題学習(20%) ≧ 60点
合否判定点=最終評価点
不合格者については,再試験または課題学習の評価が60点以上であれば合格とする。
・必要な用具:教科書、資料集およびワークブックは毎回必ず持ってくること。
・前提となる知識:中学校の社会科の知識
・関連科目:・現代社会B、倫理社会
注意点:
特にありません。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入 |
地理的・地誌的な知識と理解が、現代社会の一員として必須のものであることが理解できる。
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2週 |
緯度・経度と地球上の位置 |
緯度と経度、また、時差の概念を充分に理解し、特定の地域の気候差がそれらに大きく規定されることを理解、説明することができる。
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3週 |
国境と領土 |
国境と領土、それぞれの意味を充分に理解し、説明することができる。
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4週 |
様々な地形 |
様々な地形の特性およびその形成過程の相違を理解、説明することができる。
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5週 |
地図と地形図 |
地図および地形図を読み解くことができる。
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6週 |
日本の地域区分と都道府県 |
日本の地域区分と都道府県について、基礎的知識を獲得することができる。
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7週 |
中国の生活・文化① |
中国の生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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8週 |
中国の生活・文化② |
中国の生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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2ndQ |
9週 |
韓国の生活・文化 |
韓国の生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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10週 |
東南アジアの生活・文化① |
東南アジアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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11週 |
東南アジアの生活・文化② |
東南アジアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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12週 |
南アジアの生活・文化 |
南アジアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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13週 |
中央アジア・西アジア・北アフリカの生活・文化 |
中央アジア・西アジア・北アフリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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14週 |
サハラ以南のアフリカの生活・文化 |
サハラ以南のアフリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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15週 |
北海道の地形と 地域で異なる人口問題 |
北海道の地形についての地理的知識を獲得し、世界の様々な地域と道東地域が抱える人口問題の異同を理解、説明することができる。
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16週 |
前期期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ヨーロッパの生活・文化① |
ヨーロッパの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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2週 |
ヨーロッパの生活・文化② |
ヨーロッパの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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3週 |
ヨーロッパの生活・文化③ |
ヨーロッパの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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4週 |
ロシアの生活・文化 |
ロシアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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5週 |
アングロアメリカの生活・文化① |
アングロアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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6週 |
アングロアメリカの生活・文化② |
アングロアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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7週 |
アングロアメリカの生活・文化③ |
アングロアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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8週 |
ラテンアメリカの生活・文化 |
ラテンアメリカの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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4thQ |
9週 |
オーストラリアの生活・文化 |
オーストラリアの生活・文化について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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10週 |
世界の国名と特性(復習) |
世界の様々な地域の国名を覚え、様々な地域の地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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11週 |
日本の自然環境 |
日本の自然環境について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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12週 |
九州と中国・四国地方 |
九州と中国・四国地方について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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13週 |
近畿と中部地方 |
近畿と中部地方について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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14週 |
関東と東北地方 |
関東と東北地方について、地理的・地誌的な理解をもつことができる。
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15週 |
北海道と地域が抱える問題 |
北海道について、地理的・地誌的な理解をもつことができるだけでなく、地域の抱える様々な問題について自らの意見をもち、説得的な仕方で説明することができる。。
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16週 |
後期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 |