簡単な文章を英語で記述したり英語でコミュニケーションを円滑に行うための基礎的能力を養うために、教科書で扱われている英語構文を理解し、それを運用できる基礎力を身に付け、その英語力を随時発揮できる。
概要:
英語構文用の教科書を用いて、英語検定準2級レベルの英語力を身に付けるために必要とされる基本的な英語構文を学習する。また、演習問題を通してその定着を図る。これらのことにより、論理的な英文の組み立てや表現力を養い、読解力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
その日の授業で扱う英語構文について演習問題を実施する。各Unitで提示された英語構文の解説をよく理解し、教科書で与えられた練習問題だけでなく授業中に実施された演習問題にも真剣に取り組んで欲しい。既習した構文を忘れないように復習することを期待する。
1)本授業の合否判定で用いる成績評価は定期試験の平均が100%である。
○「英語」の評価方法について
・習熟度別授業の成績と分野・グループでの授業の成績の平均点に0.8を乗じて、それに英語検定準2級の結果による評価点(合格者:20点、 1次合格までの合格者:17点、1次試験不合格で正答数34以上の者:14点、 正答数24以上33以下の者:10点、 正答数23以下の者:0点)を加算した点数を「英語」の成績としこの点数により合否判定を行う。60点以上で合格である。最終評価は合否判定点と同じである。
○「英語」の再試験について
・「英語」の評価で合格点に達しなかったものを対象に再試験を実施するが、実施者は習熟度別授業の担当教員である。
・再試験の日時、実施場所、試験内容、試験範囲は、各担当教員が指示したもので実施するので各担当教員の指示に従うこと。
・60点以上で合格と
「英語」全体の総合評価及び「再試験」に関しては下記に示す。 ・前関関連科目:英語(2年) ・後関連科目:英語(4年)
注意点:
教科書のほかに自主教材を配布し文法問題の解説、説明をし演習問題を行う。教材として配布されたプリントや演習問題は教科書の補足、確認となるものなので必ずファイル化し保存管理すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス It 中心の構文(1)
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It is~ for A to do , It is ~ that + S+V, It is said that + S+Vの構文を理解できる。
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2週 |
It 中心の構文(2) |
It seems that +S+V, It takes+(人)+(時間)+ S+V, It is ~that…の構文を理解できる
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3週 |
無生物主語構文 |
無生物主語+say~, 無生物主語+remind A of B, 無生物主語+enable+O+to do, 無生物主語+prevent+O+from doingを理解できる。
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4週 |
目的語と補語(1) |
The fact is tha~, I wonder+疑問詞節、want +O+to to, provide A with Bを理解できる。 keep+O+doing, 使役動詞・知覚動詞+O+ doを理解できる。
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5週 |
目的語と補語(2) |
have +O+doneを理解できる。We, you, theyの働きを理解できる。That of ~, one…the other~を理解できる。 used to do, would like to do, had better do, may well doを理解できる。
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6週 |
目的語と補語、代名詞 |
have +O+doneを理解できる。We, you, theyの働きを理解できる。That of ~, one…the other~を理解できる。
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7週 |
助動詞(1) |
used to do, would like to do, had better do, may well doを理解できる。
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8週 |
前期中間試験:実施する |
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2ndQ |
9週 |
助動詞(2) |
助動詞+have doneを理解できる。
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10週 |
不定詞(1) |
不定詞の副詞的用法を理解できる。疑問詞+不定詞を理解できる。
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11週 |
不定詞(2) |
be to do、 seem to do, 独立不定詞を理解できる。
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12週 |
動名詞(1) |
動詞+~ing、in doing、cannot help doingを理解できる。
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13週 |
動名詞(2) |
Would you mind doing?、be looiking forward to doing、There is no doing を理解できる。
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14週 |
分詞(1) |
形容詞としての分詞を理解できる。分詞構文を理解できる。
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15週 |
分詞(2) |
完了形の分詞構文を理解できる。独立分詞構文を理解できる。付帯状況を表す分詞を理解できる。
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16週 |
前期期末試験:実施する |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
関係詞(1) |
what on is、what we call、~,which、That is why~を理解できる。
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2週 |
関係詞(2) |
whatever~、the same…as~、As is often the case with~を理解できる。
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3週 |
接続詞 |
命令文, and ~、not only A but also B、in case ~、so that +S+can~を理解できる。
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4週 |
仮定法(1)
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仮定法過去・仮定法過去完了を理解できる。
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5週 |
仮定法(2) |
If +S+should+原形…、If it were not for…、倒置の仮定法が理解できる。
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6週 |
仮定法(3) |
I wish +S+過去形、as if ~の構文が理解できる。
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7週 |
比較級(1) |
比較級の基礎、as+原級+as A、…times as +原級+as A、Nothing…as+原級+as Aの構文を理解できる。 less+原級+than A、the+比較級、the+比較級、no more than、on more…than~ の構文を理解できる。
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8週 |
後期中間試験:実施する |
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4thQ |
9週 |
比較級(2) |
less+原級+than A、the+比較級、the+比較級、no more than、on more…than~ の構文を理解できる。
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10週 |
時間構文(1) |
If has been+時間+since~、as soon as +S+V、S+had hardly done when~の構文を理解できる。
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11週 |
時間構文(2) 否定構文(1)
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It is not until…that ~の構文、部分否定を理解できる。
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12週 |
否定構文(2) |
not…because~、never…without doing、the last A to doの構文を理解できる。
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13週 |
否定構文(3) |
否定語を使った倒置文の構文が理解できる。
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14週 |
程度・結果構文(1) |
enough…to do、too~to…の構文が理解できる。so…that ~、so…that cannot ~の構文が理解できる。
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15週 |
程度・結果構文(2) |
不定詞の副詞的用法の結果を表す表現を理解できる。
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16週 |
後期期末試験:実施する |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 2 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 2 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 2 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 2 | |