TOEIC演習

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 TOEIC演習
科目番号 0074 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子工学分野 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:なし。
参考書:新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990(神崎正哉,講談社),公式TOEIC Listening & Reading問題集(国際ビジネスコミュニケーション協会),ほか授業で参考書を紹介する
担当教員 山田 昌尚

到達目標

1. 短い会話や写真描写において,明確に述べられている情報をもとに,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。
2. 長めの会話,アナウンス,ナレーションで,明確に述べられている情報をもとに,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。
3. 短い会話や写真描写において,詳細が理解できる。
4. 長めの会話,アナウンス,ナレーションで,詳細が理解できる。
5. 文章の主旨や目的などが推測できる。
6. 文章中の具体的な情報を見つけて理解できる。
7. ひとつの文章の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる。
8. 語彙が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1. 短い会話や写真描写において,明確に述べられている情報をもとに,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。短い会話や写真描写において,応答や表現が間接的であったり,やや幅広い語彙が使用されていても,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。短い会話において,応答が直接的であるか,語彙が難しくないときは,話の主旨,目的,基本的な文脈が半分以上推測できる。短い会話において,応答が直接的かつ語彙が非常に易しいときでも,話の主旨,目的,基本的な文脈が全く推測できない。
2. 長めの会話,アナウンス,ナレーションで,明確に述べられている情報をもとに,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。長めの聴解文において,言い換えがあったり,やや幅広い語彙が使用されていても,話の主旨,目的,基本的な文脈が推測できる。長めの聴解文において,情報の繰り返しがあるか,語彙が簡単なときは,話の主旨,目的,基本的な文脈が理解できる。長めの聴解文において,情報の繰り返しがあって語彙が簡単なときでも,話の主旨,目的,基本的な文脈が理解できない。
3. 短い会話や写真描写において,詳細が理解できる。短い会話や写真描写において,構文が複雑だったり,中級レベルの語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。短い会話や写真描写において,語彙が簡単であるか,話のごく一部を理解すればよいときは,話の詳細や写真に関する詳細が理解できる。短い会話や写真描写において,語彙が非常に簡単で話のごく一部を理解すればよいときでも,話の詳細や写真に関する詳細が理解できない。
4. 長めの会話,アナウンス,ナレーションで,詳細が理解できる。長めの聴解文において,広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり,情報の繰り返しがなく,少し言い換えられていても詳細が理解できる。長めの聴解文において,情報が話の最初か最後に提示されるか,話の途中でも繰り返しがあれば,少し言い換えられていても詳細が理解できる。長めの聴解文において,情報が話の最初か最後に提示されて言い換えがないときでも,話の詳細が理解できない。
5. 文章の主旨や目的などが推測できる。文章中の情報をもとに,文章の主旨や目的がほぼ正しく推測できる。文章中の情報をもとに,文章の主旨や目的についてある程度推測ができる。文章中の情報をもとに,文章の主旨や目的についての推測が全くできない。
6. 文章中の具体的な情報を見つけて理解できる。情報が少し言い換えられていても,文章中の具体的な情報を見つけて理解できる。文章中の情報をごく簡単に言い換えたものであれば,文章中の具体的な情報を見つけて理解できる。文章中の情報に関する言い換えがなくても文章中の具体的な情報を見つけられない,あるいは理解できない。
7. ひとつの文章の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる。使用されている語彙や文法が難しいときでも,文章のやや広い範囲内で情報を関連付けることができる。使用されている語彙や文法が易しければ,文章のやや広い範囲内で情報を関連付けることができる。使用されている語彙や文法が易しく,ごく限られた範囲内であっても,文章内の情報を関連付けることができない。
8. 語彙が理解できる。中級レベルの語彙が理解できる。文脈中の難しい語彙,よく使用される単語の例外的な意味,慣用句的な使い方がある程度理解できる。簡単な語彙,よく使用される語句の基本的な意味が理解でき,派生的な意味も理解できることがある。簡単な語彙,よく使用される語句の基本的な意味が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 F 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
この授業の目標はTOEIC L&Rテストのスコアアップできる英語力を身につけることである。演習問題を解きながら,英語力とTOEICの設問への解答に必要なスキルを身に付ける。 TOEICに求められる英語力の基礎は,まず語彙力であり,次いで文法力である。そのうえに,リスニング力や読解力が必要となる。そのため,演習を重ねながらリスニングおよび読解の力をつけていく。TOEICではスピードも重要な要素なので,英文を素早く処理できるようになってもらいたい。
授業の進め方・方法:
授業の進め方:
この科目は遠隔(オンデマンド)で実施する。基本的に事前に出題した問題に回答してもらったうえで解説をおこなう。また,本科目は高専間単位互換科目のため他高専の学生が受講することができる。

評価:
履修期間内に取得したTOEIC公開テストまたはIPテストのスコアで最も点数の高いものについて,合否判定・最終評定とも次の換算式で評価する(上限100点):科目の評点=(TOEICスコア/10)+20。

成績評価のため定期試験の時期にIPテストを実施する。前期末および後期末のIPテスト受験は必須とする。ただし直近の公開テストのスコアシート(写し)の提出で代用することができる。前期中間試験と後期中間試験の受験は任意である。

再試験は実施しない。

関連科目:英語
注意点:
この科目に合格しても,卒業に必要な単位としてはカウントされない。
学習状況の把握および成績評価のため,履修期間内にTOEIC公開テストまたはIPテストを,すくなくとも前期末と学年末に受験すること。ほかに実力把握のため年度当初の受験を推奨する。これらの受験費用は自己負担となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Part 1
自分の英語学習計画を作成できる。
演習問題を解くことができる。
2週 Part 2 演習問題を解くことができる。
3週 Part 3,4 演習問題を解くことができる。
4週 Part 5 演習問題を解くことができる。
5週 Part 6,7 演習問題を解くことができる。
6週 Part 7 演習問題を解くことができる。
7週 Part 7 演習問題を解くことができる。
8週 Part 7
2ndQ
9週 Part 1,2 演習問題を解くことができる。
10週 Part 3 演習問題を解くことができる。
11週 Part 4 演習問題を解くことができる。
12週 Part 5 演習問題を解くことができる。
13週 Part 6,7 演習問題を解くことができる。
14週 Part 7 演習問題を解くことができる。
15週 Part 7 演習問題を解くことができる。
16週
後期
3rdQ
1週 Part 1,2 演習問題を解くことができる。
2週 Part 3 演習問題を解くことができる。
3週 Part 4 演習問題を解くことができる。
4週 Part 5 演習問題を解くことができる。
5週 Part 6,7 演習問題を解くことができる。
6週 Part 7 演習問題を解くことができる。
7週 Part 7 演習問題を解くことができる。
8週 Part 1,2
4thQ
9週 Part 3 演習問題を解くことができる。
10週 Part 4 演習問題を解くことができる。
11週 Part 5 演習問題を解くことができる。
12週 Part 6,7 演習問題を解くことができる。
13週 Part 7 演習問題を解くことができる。
14週 Part 7 演習問題を解くことができる。
15週 Part 7 演習問題を解くことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000