概要:
実際に標準的なCADソフトで操作することにより、情報技術を利用した建築設計技法を習得する。2次元作図の演習を通して、CADの基礎的な知識を習得し、3次元におけるモ
デリングの演習を通して、CADの専門的知識を応用した建築設計製図の作図を実施する。
関連する科目は建築CG、設計演習、特別設計演習。
授業の進め方・方法:
2年の情報処理演習,建築CG,設計演習で習得した知識を前提とする。
演習課題は、1回の講義につき2〜3課題を出題する。提出期限を守り、未提出課題をつくらないようにする。講義中に提出できなかった課題については自習にて提出する。
Jwcadはフリーウェアなので各自個人のPCにインストールし自宅で復習することが望ましい。
小テストを合計4回実施する。小テストの評価は合否には関係しないが総合評価に関わる。
合否の判定は、定期試験4回の平均点が60点以上で合格とする。
評価基準は、定期試験60%、小テスト30%、提出状況10%とする。
再試験の評価は、再試験の成績が60点以上で合格とする。
準備する道具は特にない。関連する科目は建築設計演習,建築CG,情報処理演習。
建築CADを身近な存在として道具化してほしい。
そして、建築CAD検定3級の合格レベルに達してほしい。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義のガイダンス AutoCADによるCADの概略と簡単な作図 |
建築CAD室の利用ルールを理解できる ドローイングソフトとの違いを理解できる
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2週 |
AutoCAD初期設定 CADの基本操作 |
環境設定ができる。画面コントロール、線種、画像の設定ができる。テンプレートファイルを作成することができる、図形選択と消去とスナップなどの操作ができる 平面図の用紙設定ができる
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3週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図1 |
決まったサイズの直線、四角形の作図とフィレット、トリミングなどの編集作業ができる、画像の使い分けができる 平面図の躯体と開口部分編集までの作図ができる。
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4週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図2 |
図の属性による線種の違いを理解でき、編集できる。ブロック登録とブロック配置ができる 平面図の開口部建具入力ができる
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5週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図3 |
図の編集と加工、ハッチング、文字、寸法入力ができる 平面図の造作線、文字、寸法入力ができる
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6週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図4 |
今まで習得した作図編集方法を使い、立面図が作図できる
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7週 |
小テスト1 |
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
AutoCADによる建築製図の2D作図4 |
今まで習得した作図編集方法を使い、断面図が作図できる
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10週 |
建築CAD検定・3級レベルの練習1 |
簡単な建築平面図をCADでトレースできる
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11週 |
建築CAD検定・3級レベルの練習2 |
開口部がある建築平面図をブロッック図形やハッチングを利用し作成できる
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12週 |
AutoCADによる3Dの基本操作1 |
基本的な3D図形の作図ができる
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13週 |
AutoCADによる3Dの基本操作2 |
3Dオブジェクトの編集加工ができる。簡単なレンダリングとビューの切り替えができる
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14週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング1 |
2D図面から3Dオブジェクトを作成できる 基礎から壁まで作成できる
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15週 |
小テスト2 |
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング2 |
3Dオブジェクトの編集加工ができる 屋根と開口部が作成できる
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2週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング3 |
3Dブロック図形の配置ができる。 開口部と外構部分の作成できる
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3週 |
AutoCADによる3D住宅モデリング4 |
モデリングされた住宅のビューと光源設定ができ、レンダリングで確認できる
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4週 |
建築作品のモデリングとレンダリング1 |
簡単な建物のモデリングができる
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5週 |
建築作品のモデリングとレンダリング2 |
複雑な建物のモデリングができる
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6週 |
小テスト3 |
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7週 |
Jw_cadの基本操作1 |
Jw_cadで簡単な2D作図ができる 書類設定とレイヤの仕組みを理解できる
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
Jw_cadによる建築図面の作成1 |
建築製図の書類設定、図面枠の作成ができる
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10週 |
Jw_cadによる建築図面の作成2 |
平面図の作成ができる
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11週 |
Jw_cadによる建築図面の作成3 |
配置図作成と寸法記入ができる
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12週 |
Jw_cadによる建築図面の作成4 |
断面図、立面図の作成ができる
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13週 |
Jw_cadによる建築平面図のトレース1 |
平面図のトレースをJw-cadで入力できる
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14週 |
CADのデータ互換 Jw_cadによる建築平面図のトレース2 |
異なるCADソフト間のデータのやりとりの方法について理解できる 平面図のトレースをJw-cadで入力できる
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15週 |
小テスト4 |
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16週 |
学年末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 2 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 2 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 2 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 2 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 2 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 2 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 2 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 2 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 2 | |