到達目標
評価項目1:各種施設の建築計画における手法や留意点について説明できること。
評価項目2:各種施設が成り立つ歴史的な経緯について説明できること。
評価項目3:各種施設固有の業務や設備、用語について説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 様々な知識を関連づけて、各種施設に対応した建築計画の留意点や手法が十分に説明できる。 | 各種施設に対応した建築計画の留意点や手法がほぼ説明できる。 | 各種施設に対応した建築計画の留意点や手法の大部分が説明できない。 |
評価項目2 | 様々な知識を関連づけて、各種施設が形成された歴史的経緯について、十分に説明できる。 | 各種施設が形成された歴史的経緯について、ある程度説明できる。 | 各種施設が形成された歴史的経緯について、大部分が説明できない。 |
評価項目3 | 様々な知識を関連づけて、各種施設の固有の活用・用語が十分に説明できる。 | 各種施設の固有の活用・用語がほぼ説明できる。 | 各種施設の固有の活用・用語の大部分が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 D
説明
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JABEE d-1
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教育方法等
概要:
建築計画学のうち、計画各論として位置づけられる各種施設に対する計画手法について学習する。
施設は図書館、博物館・美術館、事務所建築、学校、病院、劇場・コミュニティセンターを取り上げる。
授業の進め方・方法:
授業では、各種施設に対する計画手法について講義する。スライドと板書による解説が中心であり、ノートテーキングを行ってもらう。また、学修単位であることからレポート課題を通じた学習を行ってもらう。
2回の定期試験を行うとともに、2回のレポート提出を求める。また、理解を深めるための小テストを時々実施する。
合否判定に関して、2回の定期試験の平均点が60点以上(それぞれ100点中)を獲得、かつ全レポートの受理で合格とする。
成績は評価割合の欄の通りとする。
再試験は、学年末に1回のみ行う。これの評価は、試験分は点数が60点以上(100点中)で合格、レポート分は60点(100点中)相当以上の内容を以って受理として扱う。
注意点:
準備する用具は特にない。
基礎知識として、建築計画1、建築設計演習1〜2で得た知識が活用できる。
レポートに関して、捏造・改ざん・盗用の不正行為が認められる場合は、その時点で不可扱いとする。
ニュース等を見ることから、学習する各種施設の計画手法に対して今日的意義についても考えてほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション, 図書館1 |
図書館の歴史と種類が説明できる。
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2週 |
図書館2 |
図書館活動を把握し、閲覧、書庫部門等の計画上の留意点が説明できる。
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3週 |
図書館3 |
図書館の各部門の計画上の留意点が説明できる。
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4週 |
博物館・美術館1 |
博物館・美術館の歴史と種類が説明できる。
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5週 |
博物館・美術館2 |
博物館・美術館の全体に関わる計画上の留意点が説明できる。
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6週 |
博物館・美術館3, 事務所建築1 |
博物館・美術館の展示、収蔵空間等の各部門の計画上の留意点が説明できる。また、事務所建築の歴史と種類が説明できる。
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7週 |
事務所建築2 |
事務所建築の全体に関わる計画上の留意点が説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
事務所建築3 |
事務所建築の各部の計画上の留意点が説明できる。
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10週 |
学校1 |
学校の歴史と運営方式、規模計画が説明できる。
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11週 |
学校2 |
学校の敷地・配置計画、平面ブロックプラン、各教室の計画手法が説明できる。
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12週 |
病院1 |
病院の歴史と種類、全体に関わる計画上の留意点が説明できる。
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13週 |
病院2 |
病院の各部門の基本的知識と計画手法が説明できる。
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14週 |
劇場・コミュニティセンター1 |
劇場施設の歴史と種類、全体に関わる計画上の留意点が説明できる。
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15週 |
劇場・コミュニティセンター2 |
劇場施設の各部門の基本的知識と計画手法が説明できる。また、コミュニティ施設の種類と役割が説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |