概要:
人間は一人ひとりが独立した人格を持つ個人である。同時に人間は社会という集団に参加し、その中で生きていく。
科学は主観を排し、客観の世界を明らかにする役目を持つ。しかし、心を痛め苦悩する人間の特性は否定できない。
この講義を通して、人間の持つ主観的世界を理解する。
授業の進め方・方法:
講義形式。
教科書 : 無藤隆ほか著 『心理学 新版』(有斐閣,2018年)
前期後期とも期末試験を実施し、そこで得られる得点により合否判定をする。2回の試験の平均得点が100点満点中、60点以上で合格とする。
最終評価は合否判定点と同じである。
再試験は60点以上で合格とし、評価は60点とする。
注意点:
「I'm OK.You're OK」という心情と、「人によって傷ついた心は、人によって癒される」という言葉の意味を
あたたかく理解できるようになることを期待します。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス説明、オリエンテーション 講義「第1章 心理学とは何か」 |
授業の概要を把握し、興味関心を持って授業を始めることができる 心理学の学問的成立を理解することができる
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2週 |
講義「第15章 自己」 |
自我の多層性を理解できる
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3週 |
講義「第15章 自己」 |
自我の多層性を理解できる
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4週 |
講義「第16章 社会的影響」 |
他者の存在が自我構成に与える影響を理解できる
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5週 |
講義「第16章 社会的影響」
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他者の存在が自我構成に与える影響を理解できる
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6週 |
講義「第17章 人間関係」 ※第13章、第14章を併せて |
攻撃性と互恵的利他行動を理解できる
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7週 |
講義「第17章 人間関係」 ※第13章、第14章を併せて |
攻撃性と互恵的利他行動を理解できる
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8週 |
講義「第18章 集団・組織そして規範」 |
人の集まりにより変化する意識・判断を理解できる
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2ndQ |
9週 |
講義「第18章 集団・組織そして規範」 |
人の集まりにより変化する意識・判断を理解できる
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10週 |
講義講義「第11章 発達の基礎となるもの」 「第12章 認知と社会性の多面的な発達」 |
人格形成の基礎になる身体発達および事象を理解できる
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11週 |
講義 「第10章 性格」 「第19章 発達の基礎となる発達的個人差とは」 |
人格形成の基礎になる事象を理解できる
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12週 |
講義「第19章 発達の基礎となる発達的個人差とは」 |
人格形成の基礎になる事象を理解できる
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13週 |
講義「第8章 情動」 「第20章 発達の病理と心理・福祉・教育的援助」 |
自己同一性の確立を支える事象を理解できる
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14週 |
講義「第20章 発達の病理と心理・福祉・教育的援助」 |
自己同一性の確立を支える事象を理解できる
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15週 |
テキスト外「ストレスマネジメント」 |
自分のストレス状況を客観的にとらえ、ストレスへの対象方法を知り、理解できる
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16週 |
前期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
講義「第21章 ストレスと心理的障害」 |
ストレッサーとなる出来事を理解できる
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2週 |
講義「第21章 ストレスと心理的障害」 「第22章 カウンセリング」 |
ストレッサーとなる出来事を理解できる 人間関係を理解する手立てとしてのカウンセリングを理解できる
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3週 |
講義「第22章 カウンセリング」 |
人間関係を理解する手立てとしてのカウンセリングを理解できる
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4週 |
講義「第22章 カウンセリング」 |
人間関係を理解する手立てとしてのカウンセリングを理解できる
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5週 |
講義「第23章 カウンセリングの実際」 |
傾聴など、カウンセリングかかわる技法と意義を理解できる
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6週 |
講義「第23章 カウンセリングの実際」 |
傾聴など、カウンセリングかかわる技法と意義を理解できる
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7週 |
講義「第2章 心と脳」 「第3章 感覚と知覚」 |
人間の構造と感覚の関係を理解することができる
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8週 |
講義「第4章 記憶」 |
記憶、学習にかかわる仕組みや関係を理解することができる
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4thQ |
9週 |
講義「第5章 学習」 |
記憶、学習にかかわる仕組みや関係を理解することができる
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10週 |
講義「第6章 言語」 |
言語獲得と表現にかかわる仕組みや関係を理解することができる
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11週 |
講義「第7章 思考」 |
意思決定と思考にかかわる仕組みや関係を理解することができる
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12週 |
講義「第8章 情動」 「第10章 性格」 |
性格と情動にかかわる仕組みや関係を理解することができる
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13週 |
講義「第9章 動機づけ」 |
欠乏動機と達成動機の違いを理解できる
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14週 |
講義「第9章 動機づけ」 |
欠乏動機と達成動機の違いを理解できる
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15週 |
講義「第24章 カウンセリング・心理療法と文化」 |
文化の中の個人、個人の中の文化を理解できる
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16週 |
後期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |