ヒューマンコンピュータインタラクション概論

科目基礎情報

学校 釧路工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 ヒューマンコンピュータインタラクション概論
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ユーザビリティエンジニアリング原論 ヤコブ・ニールセン著 篠原稔和監訳 三好かおる訳
人とロボットの<間>をデザインする 山田誠二著
担当教員 谷 尭尚

到達目標

ヒューマンコンピュータインタラクションおよびその関連分野について,基礎的な知識を身につけ,考え方を理解することを目標とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人間とコンピュータのインタラクションについて理解し,具体的な事例について適切な考察を行うことができる.人間とコンピュータのインタラクションについて概ね理解し,具体的な事例について考察を行うことができる.人間とコンピュータのインタラクションについての理解,および考察ができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
昨今,我々はコンピュータなど多くの機器に囲まれ,それらと触れ合うことで生活を行っているが,これら機器の多くはユーザにとって使いやすいよう工夫が施されている.
本科目では,人とコンピュータ等の関係の形や,関係の改善のための工夫の類型などについて俯瞰し,基礎的な知識と考え方を身につけることを目指す.
授業の進め方・方法:
講義はスライドを用いて行う.スライドの電子ファイルは配布する.
講義時間中には議論する時間を多く設ける.

合否判定:レポート課題の評価(60%)と授業中の議論の評価(40%)の重み付け和が60点を超えていること.
最終評価:レポート課題の評価(60%)と授業中の議論の評価(40%)と授業態度(±10%)の合計
再試験等:レポートの再提出
注意点:
本科目は学修単位科目であるため,授業時間相当の自主学習(授業の予習・復習を含む)を行う必要がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・概論 授業の進め方,予定,および評価,レポートの内容を理解する.
2週 ユーザビリティ1 ユーザビリティとはなにか理解し説明できる.
3週 ユーザビリティ2 ユーザビリティとはなにか理解し説明できる.
4週 ユーザビリティの評価方法1 ユーザビリティの評価指標や評価の収集方法について理解し説明できる.
5週 ユーザビリティの評価方法2 ユーザビリティの評価指標や評価の収集方法について理解し説明できる.
6週 ユーザビリティの向上手法1 ユーザビリティを向上する手法について理解し説明できる.
7週 ユーザビリティの向上手法2 ユーザビリティを向上する手法について理解し説明できる.
8週 ヒューマンコンピュータインタラクション1 ヒューマンコンピュータインタラクションとはなにか理解し説明できる.
4thQ
9週 ヒューマンコンピュータインタラクション2 ヒューマンコンピュータインタラクションとはなにか理解し説明できる.
10週 ヒューマンコンピュータインタラクション3 ヒューマンコンピュータインタラクションとはなにか理解し説明できる.
11週 ヒューマンコンピュータインタラクションと関連分野1 ヒューマンコンピュータインタラクションの関連する分野について説明できる.
12週 ヒューマンコンピュータインタラクションと関連分野2 ヒューマンコンピュータインタラクションの関連する分野について説明できる.
13週 ヒューマンコンピュータインタラクションと関連分野3 ヒューマンコンピュータインタラクションの関連する分野について説明できる.
14週 ヒューマンコンピュータインタラクションと関連分野4 ヒューマンコンピュータインタラクションの関連する分野について説明できる.
15週 レポート作成
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合04000600100
基礎的能力0000000
専門的能力04000600100
分野横断的能力0000000