ナノテクノロジー(0984)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 ナノテクノロジー(0984)
科目番号 4Z16 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 教員配布資料
担当教員 松本 克才,中村 嘉孝

到達目標

1. ナノ・マイクロテクノロジー,銅微細回路の製造プロセス,金属の表面処理,貴金属と表面処理(めっき),について基本的な事項を理解し説明できる。
2. 超伝導、半導体、ナノカーボン(炭素材料),について基本的な事項を理解し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ナノ・マイクロテクノロジー,銅微細回路の製造プロセス,金属の表面処理,貴金属と表面処理(めっき)ナノ・マイクロテクノロジー,銅微細回路の製造プロセス,金属の表面処理,貴金属と表面処理(めっき)を理解し説明できる.ナノ・マイクロテクノロジー,銅微細回路の製造プロセス,金属の表面処理,貴金属と表面処理(めっき)をおおむね説明できる.ナノ・マイクロテクノロジー,銅微細回路の製造プロセス,金属の表面処理,貴金属と表面処理(めっき)を説明できない.
超伝導、半導体、ナノカーボン(炭素材料)超伝導、半導体、ナノカーボン(炭素材料)について理解し説明できる.超伝導、半導体、ナノカーボン(炭素材料)についておおむね説明できる.超伝導、半導体、ナノカーボン(炭素材料)について説明できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】夏学期週2時間
本講義の前半は、電子機器を中心に急速に小型化が進むテクノロジーについて、最近のトピックスを交えながら解説する。また、後半は、超伝導、半導体、そして、ナノカーボン(炭素材料)などのナノエレクトロニクス材料について解説する。
授業の進め方・方法:
講義は7回(14h)で,前半(松本:8時間)と後半(中村:6時間)で教員が交代する.前半は,ナノ・マイクロテクノロジーのお話,銅微細回路の製造プロセスのお話,金属の表面処理のお話,貴金属と表面処理(めっき)のお話に関する内容について解説する.また,後半は,超伝導のお話、半導体のお話、ナノカーボン(炭素材料)のお話に関する内容について解説する。
注意点:
成績は到達度試験80%,課題を20%として評価を行い,総合評価を100点満点として,60点以上を合格とする.答案は採点後返却し,達成度を伝達する.本科目は学修単位科目です.自学自習確保のためのレポート課題を課すので,必ず提出すること.補充試験は基本的に行わないが、試験する場合は、試験の点数のみで合格となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ナノ・マイクロテクノロジーについて ナノ・マイクロテクノロジーについて理解する.
2週 銅微細回路の製造プロセスについて 銅微細回路の製造プロセスについて理解する.
3週 金属の表面処理について 金属の表面処理について理解する.
4週 貴金属と表面処理(めっき)について 貴金属と表面処理(めっき)について理解する.
5週 超伝導の性質について 超伝導とは何か?どのような性質があるのか?なぜ超伝導になるのか?を理解する.
6週 半導体の性質について 半導体とは何か?どのような性質があるのか?どのようにして作られるのか?を理解する.
7週 ナノカーボンの性質について ナノカーボンとは何か?グラフェンとは何か?どのようにして作成するのか?を理解する.
8週 到達度試験(前半・後半一緒に実施)
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
専門的能力8020100