プログラミングⅠ(4040)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 プログラミングⅠ(4040)
科目番号 4Z28 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成プリント
担当教員 矢口 淳一

到達目標

・Word、Excelの基本的な操作ができること。
・Excel、マクロ、VBAによる簡単な計算ができ、グラフ化できること。
・VBAによる基本的なプログラムを理解し、自ら作成できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Word、Excelの基本的な操作ができ、それについて説明できる。 Word、Excelの基本的な操作ができること。 Word、Excelの基本的な操作ができない。
評価項目2Excel、マクロ、VBAによる簡単な計算ができ、グラフ化もできそれらについて説明できる。Excel、マクロ、VBAによる簡単な計算ができ、グラフ化できる。Excel、マクロ、VBAによる簡単な計算ができず、グラフ化もできない。
評価項目3VBAによる基本的なプログラムを理解し、自ら作成できそれについて説明できる。VBAによる基本的なプログラムを理解し、自ら作成できる。VBAによる基本的なプログラムを理解できず、自ら作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
リテラシーの基礎として、表計算ソフトExcelとワープロソフトWordの基本操作を習得し、実験実習データの解析や実験報告書の作成に利用できるようになることを目標とする。
授業の進め方・方法:
Windows環境の基礎、Wordの基本操作、Excelの基本操作(関数計算、マクロ、Visual Basic プログラミング)やExcelの工学や土木分野での活用に焦点を当てた学習を行う。到達度試験60点、授業への取組み(プログラミングの作成など課題、演習)を40点として評価を行う。総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を確認させる。
注意点:
演習問題として自ら作成したファイルやプログラムの提出を課すので、やむを得ない事情により欠席した場合、担当教員の指示を受けること。また、A4ファイルフォルダーを用意し、定期試験答案、授業で配布するプリント、課題演習、レポート等の全てをファイリングして残しておくこと。作成ファイルやプログラム保存のため、USBメモリを準備しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Windows環境とWord、Excelの基本操作
2週 Excelの基本操作
3週 Excel データ作成(降雨量)
4週 Excel 月別降雨量と合計・平均計算
5週 Excel 関数の使い方1
6週 Excel 関数の使い方2(水質データの統計処理)
7週 Excel 人口問題1 (人口変動のシミュレーション)
8週 Excel 人口問題2(人口変動のシミュレーション)
4thQ
9週 Excel マクロ機能
10週 VBAの基本操作
11週 簡単な計算と変数の型 与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。
12週 条件判断構造 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。
13週 ループ構造 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。
14週 VBAの演習 与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。
15週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3後14
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60004000100
基礎的能力0000000
専門的能力60004000100
分野横断的能力0000000