概要:
教員の指導を受けながら、それぞれの研究テーマに沿ってゼミと実験計画法およびデータ解析法等を学び、これまでに習得した知識を更に伸ばし、調査、研究、発表の力をつける。
授業の進め方・方法:
研究分野を予め、図書館の書籍等を参考に理解を深めておくこと。学年の途中で研究の進捗状況を確認する中間発表会を行い、学年末に最終発表会を行う。
卒業研究論文を期日までに提出すること。
注意点:
研究内容(70%)とプレゼンテーション(30%)で評価する。研究内容の評価観点は、データ解析・論文作成(30%)、課題解決能力(25%)、自主性・継続性・計画性・チームワーク(15%)である。プレゼンテーションの評価観点は、表現(10%)、質問の理解(10%)、質問に対する回答(10%)である。
総合成績60点以上を単位修得とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 3 | 前1,前8,前15,後8,後14 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | 前1,前8,前15,後8,後14 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 前15,後14 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 前15,後14 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 前15,後14 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 前15,後14 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 前15,後14 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前8 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前8 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前8 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 前8 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 前8,前15,後14 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 前8,前15,後14 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 後8,後14 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後8,後14 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 前8,後8 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 前15,後14 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | 前8,後8 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前8,後8 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前8,前15,後8,後14 |
基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 4 | 前8,後8 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 4 | 前8,後8 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 4 | 前8,後8 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 4 | 前8,後8 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 4 | 前8,後8 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | 前1,前8,前15,後8,後14 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 4 | 前8,後8 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 4 | 前8,後8 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 4 | 前8,後8 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 4 | 前8,後8 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 前8,後8 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 4 | 前8,後8 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 前8,後8 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | 前8,後8 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 4 | 前8,後8 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | 前8,後8 |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 前8,後8 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | 前8,後8 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | 前8,後8 |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | 前8,後8 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | 前8,後8 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | 前8,後8 |