地域創造学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 地域創造学
科目番号 0042 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 鈴木 明宏,中嶋 剛

到達目標

地域の企業、自治体、NPOなどの現場に触れることによって、その現状、魅力、課題などを学び、体験する。教員と企業、自治体などとのチームティーチングにより、自主性、考える力、問題解決能力を養い、問題解決能力、創造性を育成する。
教育目標: C,D,E 学習・教育到達目標: C-3, D-2, E-2

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地域の問題を理解し,対策案を創造できる新規に対策案を立てられる他地域の例を参考にして対策案を立てられる対策案を立てられない
地域の企業や官公庁などの実情把握地域の企業や官公庁などの実情を把握してその長所短所も含めて理解が深まっている。地域の企業や官公庁などの実情を概観することができる。地域の企業や官公庁などの実情を把握できていない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地域の企業、自治体、NPOなどの現場に触れることによって、その現状、魅力、課題などを学び、体験する。教員と企業、自治体などとのチームティーチングにより、自主性、考える力、問題解決能力を養い、問題解決能力、創造性を育成する。
全15週のうち、3週の授業において企業技術者が、企業現場の課題を提供し、教員とのチームティーチングにより課題の解決に取り組む。
授業の進め方・方法:
前回の授業部分を復習して班別作業に当たること。全ての作業、発表はグループ毎に行うが、リーダーシップを発揮して、積極的に取り組むこと。現場見学の際は注意を守り、身だしなみに注意し、挨拶を心がけること。未知の事柄が多いので積極的 に調査を行うこと。
注意点:
前回の授業部分を復習して班別作業に当たること。評価は2回の成果報告会の結果に出席状況、授業参加の積極性等を加味して行う。
成果報告会には、教員の他に協力を頂いた市工業課または企業の方に参加して頂き、複数の審査員によって、複数の項目について評価を行う。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス「課題達成の進め方」
2週 手法の事前学習「思考展開図」
3週 課題達成型学習 ①企業との連携(工場見学)
4週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
5週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
6週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
7週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
8週 成果報告会 (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
4thQ
9週 成果報告会 (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
10週 課題達成型学習 ②企業との連携(工場見学)
11週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
12週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
13週 班別作業(調査・討論) (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
14週 成果報告会 (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
15週 成果報告会 (1)グループ内の役割分担しながら、自主的に活動できる。
(2)自ら課題に対する調査が出来る。
(3)グループ内で自分の意見を述べることが出来る。
(4)課題に対する報告書をまとめることが出来る。
(5)論理的でわかりやすくプレゼンテーションが出来る。
16週 地域企業情報交換会見学 地域企業情報交換会に参加し,地域企業の業務内容を知る

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2

評価割合

課題成果発表合計
総合評価割合2080100
基礎的能力204060
専門的能力04040