到達目標
通信の歴史と意味を知り、情報伝送における各種技術について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
情報 | 情報、エントロピーなどが計算できる | 情報の定義が理解できる | 情報の定義が理解できない |
変調 | 各種変調方式を理解できる | 変調の原理が理解できる | 変調の意味がわからない |
| | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 1. 電気工学の基礎と技術の習得により、多岐に亘る応用分野を互いに関連づけながら総合的に支え発展させると共に、技術者として社会に貢献する人材の養成を目標とする。
JABEE D1 専門分野に関する工業技術を理解し、応用する能力
資格 3 基本情報技術者試験
資格 4 JABEE
教育方法等
概要:
通信技術の発達は人間社会の発達基盤となっており、近年特に急発達するIT技術革新は目を見張るものがある。この講義では、通信の意味とそのために人が用いてきた手法、通信における基本技術の理解と情報交換技術、大量伝送技術について学ぶ。電話、ラジオ、TVなどの現在利用している技術をイメージしながら理解しよう。
授業の進め方・方法:
通信史からスタートし、技術の発展の意味を考えながら進めるので、授業前に、それまでの流れを理解し、一旦整理しておくこと。また、復習として学んだ内容を現在のどの時点までに発展させたのか考えておくこと。
注意点:
発達の歴史と技術の進歩を理解しながら習得すると良い。本科目は,情報論や符号論,現在利用している通信システム網に関連した科目である。コードや取り決めなどの知るべきものと各種計算などの理解するものに大別できることを
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
ガイダンス、通信の歴史 |
通信の歴史を理解できる。
|
10週 |
通信の歴史、技術の発達と応用 |
通信の歴史、技術の発達と応用を理解できる
|
11週 |
通信システム |
通信システムの構成と信頼性が理解できる
|
12週 |
情報とその取扱い |
通信システムで取り扱う情報の種類について理解できる
|
13週 |
情報量、エントロピー |
情報量、エントロピー、冗長度が理解できる
|
14週 |
振幅変調 |
振幅変調の原理と適用を理解できる
|
15週 |
周波数変調 |
周波数変調の原理と適用を理解できる
|
16週 |
総括 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 95 | 0 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 5 | 55 |
専門的能力 | 45 | 0 | 0 | 45 |