到達目標
2進数、10進数、16進数などの数の体系を説明できる。パソコンを使って,Webの閲覧,作成,Word,Excelを使い,身の回りのいろいろな問題にパソコンが利用できることを実感できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
数体系と表現 | 数値とコード,各種符号の違いを理解している | 数値とコードを理解している | 数値とコードの区別がつかない |
基本Officeソフトの習熟 | 課題を自分の工夫を加えながら完成させる | 課題を基本的な操作で作成することができる | 課題を完成させることができない |
タイピング技術 | ブラインドタッチが30WPM/98%以上である。 | ブラインドタッチができ,15WPM/95%以上である。 | キーの位置が覚えられない/わからない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
タイピング技術を習得し、基本的なハードウェアとWordやExcelなどのソフトウェア等について学習する。またコンピュータを用いることにより,工学的問題(電気工学的分野)をよく理解し、また解決する能力を身につける。ブラインドタッチができパソコンが身近なものに感じられるように、また、それを用いて専門や科学分野の問題にコンピュータが利用できることを実感できるようになる。
授業の進め方・方法:
ブラインドタッチは基本技術であり,学習方法を忠実に実行することで比較的簡単に習得できる技術である。短時間でも習慣付けると良い。また,プログラミングやディジタル回路へ繋がる科目でもある。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,数の体系 |
ガイダンス、整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。
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2週 |
コンピュータの構造 |
コンピュータ構成部の理解ができる。
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3週 |
コンピュータ概論、タイピング基礎 |
コンピュータ概論、タイピング基礎を習得する。
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4週 |
タイピング基礎、タイピング実習 |
タイピング実習、ブラインドタッチを習得する。
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5週 |
OSとコマンドの基礎 |
コマンド操作を習得する。
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6週 |
WORDの基礎(1) |
WORDの基礎演習内容を理解できる。
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7週 |
WORDの基礎(2)
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WORDの課題実習ができる
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8週 |
総合実習 |
これまでの総復習を行い,実習を行う。
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4thQ |
9週 |
EXCELの基礎(1) |
Excelの基礎演習内容を理解できる。
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10週 |
EXCELの基礎(2) |
Excelの課題実習ができる
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11週 |
工学問題への応用 |
数学関数の表現を理解でき,グラフを作成できる
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12週 |
工学問題への応用 |
各種数学関数の表現を理解でき,グラフを作成できる
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13週 |
共同実習1 |
電卓を用いた手計算による電気工学演習課題ができる
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14週 |
共同実習2 |
電卓を用いた手計算による電気工学演習課題ができる
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15週 |
工学問題への応用 |
Excelを用いた電気工学演習課題ができる
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16週 |
タイピング演習・テスト |
タイピングをブラインドタッチで15WPM/95%以上を達成する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 2 | 後1 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | 後1,後2 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 1 | 後2 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 1 | 後3 |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 1 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 1 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。 | 2 | |
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。 | 2 | |
数値計算の基礎が理解できる | 1 | 後1 |
評価割合
| 試験 | 課題 | タイピング | 実習 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 35 | 20 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 15 | 20 | 5 | 60 |
専門的能力 | 20 | 20 | 0 | 0 | 40 |