電気回路Ⅲ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 電気回路Ⅲ
科目番号 0077 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 書名:続 電気回路の基礎(第2版)  著者:西巻、下川、奥村  発行所:森北出版
担当教員 若生 一広

到達目標

電気回路の過渡応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気回路Ⅰ、電気回路Ⅱの学習を基礎にして、回路の過渡応答に関する理解、計算法を身につける。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて実施する。必要に応じてプリントを配布する。
注意点:
これまで学んだ電気回路は自在にでき、数学(微積分・行列他)、応用数学(ラプラス変換・フーリエ級数)を確実に身につけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス シラバスの内容、授業の流れを理解する。
2週 過渡現象(1) 時定数の意味が説明でき、回路方程式を立てることができる。
3週 過渡現象(2) RL,RC 直列、並列回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。
4週 過渡現象(3) RLC回路直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。
5週 問題演習(1) 回路方程式を用いて、過渡応答に関する問題を解くことができ、解法を説明できる。
6週 過渡現象(5) ラプラス変換について説明できる。
7週 過渡現象(6) ラプラス変換を用いたRL直列、並列回路過渡応答の計算ができる。
8週 過渡現象(7) ラプラス変換を用いたRC直列、並列回路過渡応答の計算ができる。
2ndQ
9週 問題演習(2) ラプラス変換を用いて、過渡応答に関する問題を解くことができ、解法を説明できる。
10週 定期試験
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路RL直列回路やRC直列回路等の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。3
RLC直列回路等の複エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000