到達目標
単純な質点系の運動方程式の意味を理解し応用できる。角運動量、慣性モーメントが求められ、回転の運動方程式を立て解くことができる。弦や固体を伝わる波の方程式を立て解くことができる。音や光の回折及び干渉を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
知識と理解 | 学習内容を十分に理解し、知識として身に着けている。 | 学習内容を概ね理解し、基本的な知識が定着している。 | 左の基準に達していない。 |
関心・意欲・態度 | 授業の度に理解を深め、それ以上の発展問題に積極的に取り組み、関心を深めている。 | 基礎的な問題に主体的に取り組み、関心を高めている。 | 左の基準に達していない。 |
技能・表現 | 定義・法則などから数学的な規則性を正しく導くことができ、発展的な問題に対処することができる。 | 定義・法則などを理解し、それを利用するところまで導くことができる。 | 左の基準に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
物理学の基礎概念をもとにして、自然現象の理解を深める。さらに、物理学が他の科学技術の分野にどのような役割をはたしているかを学習する。
授業の進め方・方法:
教科書を参考に授業を進める。専門教科の基礎となる物理の基礎の理解に繋げる。
注意点:
講義は必ずしも教科書に沿って展開しないので、講義の内容を自分で復習することが大切である。そのため自分なりのノート作成が求められる。また準学士課程の物理、応用物理Ⅰを良く復習することが必要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
身の回りの波、波の性質 |
波の媒質、波の三要素、波の式が理解できる。
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2週 |
波動方程式と波の強さ |
弦の波動方程式の導き方とその解が計算できる。
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3週 |
波の反射と屈折 |
波の屈折の現象が理解できる。
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4週 |
波の固有振動 |
波の重ね合わせの原理から固有振動が計算できる。
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5週 |
波の回折と干渉 |
回折縞の間隔と波長が理解できる。
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6週 |
波の分散と群速度 |
波の群速度の物理的意味が理解できる。
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7週 |
次元格子振動 |
次元格子振動の分散関係が理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
気体、固体の熱的性質 |
絶対温度と状態方程式が理解できる。
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10週 |
熱と温度、状態方程式 |
熱量と比熱の関係の数量的理解ができる。
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11週 |
固体の熱的性質 |
熱膨張、熱伝導、固体の比熱が理解できる。
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12週 |
理想基地の比熱 |
エネルギー等分配の法則と比熱が計算できる。
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13週 |
黒体輻射 |
プランク定数が理解できる。
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14週 |
光の二重性 |
光子の運動量とエネルギーが理解できる。
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15週 |
電子の波動性 |
ド・ブロイ波が理解できる。
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16週 |
電子の波動性 |
シュレーディンガー方程式が理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |