到達目標
・UNIXシステムの基本操作,特にファイル操作ができるようになる。
・Emacsを使ってテキストファイルを作成・編集できるようになる。
・タッチタイピングができるようになる。目標とするタイピング速度は20語/分である。
・情報の表現とコンピュータの基本構造を理解する。
・インターネットの仕組みを理解し,インターネットの適正な利用ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本校での学業の基本となるコンピュータとネットワークについて,それらを利用していく上での基礎的な知識・技能を,講義および実習を通して習得する。教育用コンピュータシステムの操作方法の習得を軸に,コンピュータやネットワークの仕組み・技術の歴史,技術と社会の関わり,情報利用のルールとマナーなどを総合的に教授し,技術者としてのリテラシを養う。
授業の進め方・方法:
パワーポイントスライドによる基礎知識の習得を行いながら、適宜端末を用いた実習を行い知識習得を行う。
注意点:
・演習にはUNIXシステムを用いるため,中学までのパソコンの利用経験によらず,全員が同じスタートラインから始めることになる。講義での解説をよく聞き,正確な知識の習得に努めること。
・実習にあたっては,授業時間の他にも,昼休みや放課後を利用して自主的に行うことが望まれる。
・資料を毎回のように配布するので,整理するためのファイル(A4サイズ)を用意すること。
・コンピュータ用語は英語をベースにしているので,講義には英和辞書(電子辞書可)を持参すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.ネットワークリテラシ 1.1 コンピュータシステム利用の基礎 |
適切なパスワード作成方法を理解し、パスワードを作ることができる。
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2週 |
1.2 コンピュータの取り扱いとWindowsの基本 |
タッチタイピングによるキーボード入力ができる。 本校のコンピュータシステムの構成について説明できる。
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3週 |
1.3 ネットワークコミュニケーションツールの利用 |
ネットワークコミニュケーションツールの種類と性質について説明できる。 ネットワークコミニュケーションツール使用時の注意事項を理解できる。
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4週 |
1.4 情報倫理 |
著作権等の知的財産権について理解し、それに配慮した適正な利用ができる。 インターネット社会の危うさを理解し,安全な利用ができる。
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5週 |
1.5 ネットワークの利用(セキュリティ) |
コンピュータウィルスの種類について説明できる。 フィッシング等インターネットの危機に対応できる。 暗号化技術について説明できる。
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6週 |
1.6 インターネットの仕組み(www) |
インターネット発展の歴史を理解し、本校における適正な利用ができる。 インターネットおよび、ワールドワイドウェブの仕組みを説明できる。
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7週 |
1.6 インターネットの仕組み(mail) |
インターネット発展の歴史を理解し、本校における適正な利用ができる。 インターネットおよび、電子メールの仕組みを説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
2.コンピュータの構成 2.1 ハードウェアの基本構成 |
5つの基本要素と情報・制御の流れを説明できる。
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10週 |
2.2 情報表現と単位(1) |
10進数と2進数・16進数の間の変換ができる。
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11週 |
2.3 情報表現と単位(2) |
数値・文字・画像の情報表現法がわかる。 基本単位とSI接頭語を用いて,適切な単位でデータ量などを表すことができる。 算術演算・論理演算を実際に計算できる。
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12週 |
2.4 ハードウェアの実際(1) |
CPUの性能を比較できる。 なぜ主記憶装置と補助記憶装置が必要なのかを説明できる。
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13週 |
2.5 ハードウェアの実際(2) |
2G,3G,4Gといった携帯電話の通信方式の違いを理解できる。 家庭内無線通信の特徴を説明できる。
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14週 |
演習 |
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
2.6 ソフトウェアの構成 |
ソフトウエアの階層構造とオペレーティングシステムの役割を説明できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
3.UNIXシステムの基礎 3.1 UNIXの基本操作(1) |
コマンド入力によりプログラムを実行できる。 X Window Systemによるウィンド操作ができる。
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2週 |
3.2 UNIXの基本操作(2) |
フォアグラウンドジョブとバックグランドジョブの差を理解し、ジョブの切り替えができる。
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3週 |
3.3 UNIXのファイルシステム(1) |
ファイルの概念が理解できる。
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4週 |
3.4 UNIXのファイルシステム(2) |
ディレクトリの概念が理解できる。
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5週 |
3.5 UNIXのファイルシステム(3) |
UNIXファイル保護の仕組みについて理解し、アクセス権を設定できる。
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6週 |
3.6 UNIXのファイル操作(1) |
ファイルの移動・コピー・削除ができる。
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7週 |
3.7 UNIXのファイル操作(2) |
ファイルの移動・コピー・削除ができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
3.8 テキストエディタ(1) |
テキストエディタを用いた編集ができ,印刷ができる。
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10週 |
3.9 実習 |
これまで学んだ知識を元に、与えられた課題に対するファイル操作ができる。
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11週 |
3.10 UNIXのファイル操作(3) |
ワイルドカードを用いてファイル操作ができる。
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12週 |
3.12 UNIXシステムの基礎 |
標準入出力とパイプラインについて説明でき、利用することができる。
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13週 |
4. コンピュータ技術とその将来 |
最新のコンピュータ技術に関して、自ら調べ発表ができる。
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14週 |
4. コンピュータ技術とその将来 |
最新のコンピュータ技術に関して、自ら調べ発表ができる。
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15週 |
4. コンピュータ技術とその将来 |
最新のコンピュータ技術に関して、自ら調べ発表ができる。
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16週 |
後期末試験解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 65 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 35 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |