新入生が高専での教育にスムーズに移行できるように、初年次導入教育としての充実を図る。工学分野の実践的な能力の育成に向け、具体的な実験・実習を通じて学習意欲を確実なものとすることを目的とする。具体的には下記とする。
①実習への取り組み方などの実習・実験に関する素養を身につける。
②プログラミングの考え方やものづくりの経験をはじめとして、理工学系学生の基本となる能力を身につける。
③技術者が備えるべき分野横断能力ついて理解し、思考方法、グループ学習方法、表現方法を身につける。
概要:
Ⅰ類に関連したテーマの実習を通して,ものづくりの楽しさや実習に対する心構えなどを身に付けると共に,社会人基礎力や理工学系の基本スキルの重要性を早期に認識する。
授業の進め方・方法:
第I期実習では多角的に物事を捉える実習,第Ⅱ期実習では3週テーマで社会人基礎力獲得とものづくり,第Ⅲ期実習では,6つの1週テーマで理工学系基本スキルを身につける。
第IV期では,Ⅰ類の3コースとの関連性がそれぞれ異なる6つの実習テーマ(各3週)から3つのテーマを選択して,本校で学ぶ工学分野について理解を深める。
注意点:
後期の実習は,2学年進級時におけるコース選択のための手がかりとなる。テーマ選択においては,コースの学習内容との関連性について留意して選ぶとよい。また,総合工学基礎では,各実習後に実習ノートを提出してもらい評価を行う。実習ノートには,実習や教員の説明を通して分かったことや疑問点など,こまめにメモをとることが大切であり,その習慣を是非身に付けてほしい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
総合工学基礎の目的や概要を理解できる。 広瀬キャンパスの3コースの特徴について理解できる。
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2週 |
第I期実習 |
プロジェクト体験:思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 グループによるものづくり:ペットボトルロケットの作製を通して、グループによる作業分担、仮説とその検証の基本を身に付ける。
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3週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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4週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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5週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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6週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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7週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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8週 |
第II期実習 |
社会人基礎力獲得(3週):思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 ものづくり実習(3週):テスタの作成と各種測定を通して,ものづくりの基本を身につける。
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2ndQ |
9週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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10週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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11週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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12週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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13週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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14週 |
第III期実習 |
6つの実習テーマを通して,理工学系学生に必要な基本スキルを身につける。
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15週 |
追実習(予備日) |
前期実習の中で,欠席等で不完全なものの補習が済んでいないテーマがあれば,それらについて追実習を行う。
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16週 |
ガイダンス |
第Ⅳ期におこなわれる実習テーマの内容を理解できる。 名取キャンパスの各コースの特徴を理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
第IV-1期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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2週 |
第IV-1期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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3週 |
第IV-1期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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4週 |
第IV-2期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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5週 |
第IV-2期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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6週 |
第IV-2期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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7週 |
第IV-3期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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8週 |
第IV-3期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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4thQ |
9週 |
第IV-3期実習 |
(1) 実習テーマの目的と内容について理解できる。 (2) 実習中こまめにメモをとる習慣を身につけることができる。 (3) 実習を通して共同作業の大切さを認識できる。
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10週 |
総合発表会 |
担当する実習テーマの目的や内容について,ポスター形式の発表資料にまとめることができる。
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11週 |
総合発表会 |
担当する実習テーマの目的や内容について,ポスター形式の発表資料にまとめることができる。
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12週 |
総合発表会 |
担当する実習テーマの目的や内容についてまとめた発表資料に基づいて,プレゼンテーションをすることできる。
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13週 |
第V期実習 |
プロジェクト体験:思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 多角的思考法:実験結果の整理、グループでの議論を通じ多角的な思考法を身に付ける。これまでの実習で獲得したスキルを確認する。
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14週 |
第V期実習 |
プロジェクト体験:思考方法,グループ学習方法,表現方法について理解し,実践できる。 多角的思考法:実験結果の整理、グループでの議論を通じ多角的な思考法を身に付ける。これまでの実習で獲得したスキルを確認する。
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15週 |
追実習(予備日) |
後期実習の中で,欠席等で不完全なものの補習が済んでいないテーマがあれば,それらについて追実習を行う。
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16週 |
追実習(予備日) |
後期実習の中で,欠席等で不完全なものの補習が済んでいないテーマがあれば,それらについて追実習を行う。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 2 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 2 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 1 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 2 | |