情報社会学

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報社会学
科目番号 1108 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合工学科Ⅰ類 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて配布する.
担当教員 髙橋 晶子

到達目標

情報化社会における個人の役割や,技術のあり方について説明できる。また,情報化社会と技術者としてどのように関わっていくべきかを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報の価値や蓄積,発信について理解する時間の経過に基づき説明し,考察できる時間の経過に基づき説明できる説明が不十分
情報社会における最新技術やサービス,社会との関わりについて理解する発展的な内容も含めて説明できる現代の情報化社会に基づき説明できる説明が不十分
ビッグデータとAI,データサイエンスやオープンデータについて理解する発展的な内容も含めて説明できる基本的な事項や利活用について説明できる.説明が不十分

学科の到達目標項目との関係

JABEE (D) 社会的要請を考えて研究・開発する能力

教育方法等

概要:
情報伝達の多様化と社会の変化,情報社会のもたらす影響と課題,情報社会を健全に維持・発展させていくための個人の役割や技術の役割等について学習する.
インターネットに代表される情報社会を,技術的な側面からだけでなく社会学的な観点からも考察・理解し,社会の発展に技術者としてどのように関わっていくべきかを考える能力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
本科目は,教員による講義と学生自身の調査等を含めた実習,更に実習の発表によって実施する.
事前学習:授業前には関連する内容を調査し,自学する.
事後学習:授業後には自分自身での調査や実習を行う.
注意点:
単なる講義ではなく,学生自身が自主的に考え,行動することに重点を置いた授業となるため,積極的に授業に参加すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報の価値と情報の蓄積 情報とは何かを理解し,情報の蓄積方法を理解する.
2週 情報に関する法と情報発信 個人情報保護法等の法律を理解し,法を踏まえた情報発信について理解する.
3週 情報に関する法と情報発信 個人情報保護法等の法律を理解し,法を踏まえた情報発信について理解する.
4週 情報化社会の陰 情報セキュリティや個人での対策について理解する.
5週 ビッグデータとAI ビッグデータとAIに関してその概要を理解する.
6週 ビッグデータとAI ビッグデータとAIに関してその概要を理解する.
7週 データサイエンスとは データサイエンスの特徴を理解する.
8週 オープンデータ
オープンデータの利活用について理解する.
2ndQ
9週 オープンデータ
オープンデータの利活用について理解する.
10週 オープンデータ オープンデータの利活用について理解する.
11週 オープンデータとマーケティング マーケティングを考えたデータ利用を理解する.
12週 様々な情報サービス インターネット上で利用される様々な情報システム,サービスについて理解する.
13週 様々な情報サービス インターネット上で利用される様々な情報システム,サービスについて理解する.
14週 様々な情報サービス インターネット上で利用される様々な情報システム,サービスについて理解する.
15週 情報化社会と技術者としての関わり 利用者視点に加えて,技術者の側面から見た情報社会とその技術について理解する.
16週 まとめ 本授業のまとめと今後の課題を理解する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表課題演習合計
総合評価割合501535100
基礎的能力0000
専門的能力2551040
分野横断的能力25102560