一般科学演習Ⅲ

科目基礎情報

学校	仙台高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	一般科学演習Ⅲ
科目番号	0020	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	総合工学科Ⅰ類（留学生）	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	4
教科書/教材	「例題と演習で学ぶ電磁気学」森北出版株式会社
担当教員	鈴木 順

到達目標

知能エレクトロニクスコースの4年次の留学生向けに，専門科目に関係する基礎知識，専門用語として用いられる日本語，英語等に関して演習形式の授業を行う。また，報告書や発表手法のまとめ方について留学生のレベルに合わせた指導を行い，日本語での成果発表，論文執筆の技術の向上を目的とする。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
コミュニケーション能力	コミュニケーションに関心を持ち，積極的に言語活動を行い，コミュニケーションを行うことができる。	様々な方法でコミュニケーションを図ろうとしている。	日本語で他者とコミュニケーションすることにおいて消極的である。
専門的能力（数学・電磁気学）	専門知識を用い，基本的な数学・電磁気学を説明できる。	基本的な数学・電磁気学について，書いたりすることができる。	基本的な数学・電磁気学について，書いたりすることができない。

教育方法等

概要:

数学・電磁気学に関する知識の獲得を中心に進めながら，基本的な事項を日本語で理解し説明する技術を学ぶ。

授業の進め方・方法:

教員と1対1で授業を行い，演習や課題などを通して日本語での表現方法や専門知識の習得を行う。

注意点:

授業前に内容を予習し、授業後に授業で学んだことを振り返り理解に努めてほしい。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	ガイダンス	一般科学演習IIIの進め方について理解する。
		2週	電磁気学演習1	電磁気学を学ぶにあたり、ベクトルを中心として数学の基本問題の解法を説明できる。
		3週	電磁気学演習2	静電界の問題の解法を説明することができる。
		4週	電磁気学演習3	静電界の問題の解法を説明することができる。
		5週	電磁気学演習4	分布する電荷による静電界の問題の解法を説明できる。
		6週	電磁気学演習5	分布する電荷による静電界の問題の解法を説明できる。
		7週	電磁気学演習6	物質中の静電界の問題の解法を説明することができる。
		8週	電磁気学演習7	物質中の静電界の問題の解法を説明することができる。
	4thQ
		9週	電磁気学演習8	電流界の問題の解法を説明することができる。
		10週	電磁気学演習9	静磁界の問題の解法を説明することができる。
		11週	電磁気学演習10	静磁界の問題の解法を説明することができる。
		12週	電磁気学演習11	物質中の静磁界の問題の解法を説明することができる。
		13週	電磁気学演習12	物質中の静磁界の問題の解法を説明することができる。
		14週	電磁気学演習13	電磁誘導の問題の解法を説明することができる。
		15週	振り返り	一般科学演習IIIの振り返りを行い、全体の問題の解法について再確認する。
		16週

評価割合

	演習	合計
総合評価割合	100	100
基礎的能力	50	50
専門的能力	50	50