到達目標
計算機システムの具体的なハードウェア構成、およびそのソフトウェアとの関係について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
計算機の構成要素 | 計算機全体の構成と構成要素の役割、動作の流れについて説明できる。 | 計算機全体の構成と動作の流れを説明できる。 | 計算機全体の構成と動作の流れを説明できない。 |
アセンブリ言語プログラミング | アセンブリ言語によるプログラミングができ、ハードウェアとの関係について説明できる。 | アセンブリ言語によるプログラミングができる。 | アセンブリ言語によるプログラミングができない。 |
ALUの設計 | 与えられた仕様のALU回路を設計でき、その論理回路図を示すことができる。 | 与えられた仕様のALU回路を設計できる。 | 与えられた仕様のALU回路を設計できない。 |
命令デコーダの設計 | 与えれられた仕様の命令デコーダを設計でき、その論理式と論理回路図を示すことができる。 | 与えれられた仕様の命令デコーダを設計でき、その論理式を示すことができる。 | 与えれられた仕様の命令デコーダを設計でき、その論理式を示すことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
これまで、プログラミングI・プログラミングIIではプログラミング言語のひとつであるPythonの文法や基本アルゴリズムというソフトウェア的な面を学び、ディジタル回路では計算機システムの基礎をなす論理回路というハードウェア的な面を学んできた。この科目では、計算機システムの具体的な構成、およびソフトウェアとの関係を学ぶ。
授業の進め方・方法:
<毎回の授業の進め方>
1.学習内容の要点説明をおこなう(20分間)
2.演習をおこなう(50分間)
3.学習項目をふりかえる(10分間)
事前学習(予習):次回の授業内容について調べ、分からないところを明らかにする。
事後学習(復習):毎回の授業後に授業内容を振り返り、活用方法を考える。
注意点:
本科目は、演習課題(提出してもらう)により評価をおこないます。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、計算機の進化の歴史 |
授業の方法、成績評価の方法について説明できる。 計算機の進化の歴史についてその概略を説明できる。
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2週 |
計算機システムの構成について |
CPU内部の構成要素、計算機の動作の流れについて説明できる。
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3週 |
アセンブリ言語プログラミング演習1 |
アセンブリ言語でプログラミングできる。
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4週 |
アセンブリ言語プログラミング演習2 |
アセンブリ言語でプログラミングできる。
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5週 |
簡易ALUの設計演習1 |
与えられた仕様の算術論理演算回路(ALU)を設計でき、論理回路図を示すことができる。
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6週 |
簡易ALUの設計演習2 |
与えられた仕様の算術論理演算回路(ALU)を設計でき、論理回路図を示すことができる。
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7週 |
モデルコンピュータの概要とデコーダ設計演習1 |
与えれられた仕様の命令デコーダを設計でき、その論理式と論理回路図を示すことができる。
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8週 |
デコーダ設計演習2 |
与えれられた仕様の命令デコーダを設計でき、その論理式と論理回路図を示すことができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| CBT | 発表 | 相互評価 | 態度 | ワークシート | 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |