到達目標
・室内環境を扱う基本を理解する.
・2級建築士試験に出題される環境関連の問題のうち60%は解くことができるようにする.
・将来建築士として実務を行う上で必要な職能知識を身につける.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
日照・日射環境 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
光環境 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
湿度 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
熱環境 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
空気環境 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
音環境 | 関連事項について、実例に適用し評価できる | 関連事項について、実例を基に説明できる | 関連事項について、実例を基に説明できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・空間内環境を少ないエネルギー量で快適に維持するための理論および手法を理解する.
授業の進め方・方法:
・講義と演習を通して関連する理論と手法を修得する.
予習:毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を 考えて整理しておくこと。
復習:毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
日照・日射環境 |
時間別の日影図を書くことが出来る。 日照と日射、紫外線、および可視光線について説明できる。 建設地と太陽位置について説明できる。 日照および日射の調節方法について説明できる。
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2週 |
光環境 |
視覚と光の関係について説明できる。 測光量について理解している。 明視、グレアの現象について説明できる。 照採光および採光計画について説明できる。 人工照明について説明できる。 明計画および照度の計算ができる。
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3週 |
湿度 |
湿り空気、空気線図について説明できる。 結露現象について説明できる。
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4週 |
熱環境① |
伝熱の基礎について説明できる。 熱貫流について説明できる。 室温の形成について理解している。
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5週 |
熱環境② |
人体と熱について説明できる。 温熱環境要素について理解している。 温熱環境指標について理解している。
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6週 |
空気環境 |
空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。 必要換気量について計算できる。 自然換気と機械換気について説明ができる。
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7週 |
音環境 |
音の物理的特性について説明できる。 音の単位について理解している。 聴覚の仕組みについて説明できる。 音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。 吸音と遮音、残響について理解している。 遮音材料の仕組み、音響計画について理解している。
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8週 |
試験 |
上記の項目について達成を確認する
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 風土と建築について説明できる。 | 4 | |
気候、気象について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
気温、温度、湿度および気温と湿度の形成について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
雨、雪による温度、湿度の関係について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3 |
建設地と太陽位置について説明できる。 | 4 | 後1 |
日照および日射の調節方法について説明できる。 | 4 | 後1 |
日照時間および日照時間図について説明できる。 | 4 | 後1 |
日照と日射の使い分けについて説明できる。 | 4 | 後1 |
紫外線、赤外線、可視光線の効果の違いを説明できる。 | 4 | 後1 |
視覚と光の関係について説明できる。 | 4 | 後2 |
明視、グレアの現象について説明できる。 | 4 | 後2 |
採光および採光計画について説明できる。 | 4 | 後2 |
人工照明について説明できる。 | 4 | 後2 |
照明計画および照度の計算ができる。 | 4 | 後2 |
表色系について説明できる。 | 4 | 後2 |
色彩計画の概念を知っている。 | 4 | 後2 |
伝熱の基礎について説明できる。 | 4 | 後4 |
熱貫流について説明できる。 | 4 | 後4 |
室温の形成について理解している。 | 4 | 後5 |
温熱環境要素について説明できる。 | 4 | 後5 |
温熱環境指標について説明できる。 | 4 | 後5 |
湿り空気、空気線図について説明できる。 | 4 | 後3 |
結露現象について説明できる。 | 4 | 後3 |
空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。 | 4 | 後6 |
必要換気量について計算できる。 | 4 | 後6 |
自然換気と機械換気について説明ができる。 | 4 | 後6 |
音の単位について説明できる。 | 4 | 後7 |
聴覚の仕組みについて説明できる。 | 4 | 後7 |
音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。 | 4 | 後7 |
吸音と遮音、残響について説明できる。 | 4 | 後7 |
遮音材料の仕組み、音響計画について説明できる。 | 4 | 後7 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |