到達目標
交直流電気回路を解析をとおして、回路の機能、特徴を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 直流回路において、電圧、電流、電力、合成抵抗を計算で求めることが
できる。 | 直流回路において、電圧、電流、電力、合成抵抗を計算で求めることががだいたいできる。 | 直流回路において、電圧、電流、電力、合成抵抗を計算で求めることができない。 |
評価項目2 | 交流回路において、電圧、電流、位相、電力を計算で求めることができる。 | 交流回路において、電圧、電流、位相、電力を計算で求めることがだいたいできる。 | 交流回路において、電圧、電流、位相、電力を計算で求めることができない。 |
評価項目3 | 各種定理を用いて回路の諸量を求めることができる。 | 各種定理を用いて回路の諸量を求めることがだいたいできる。 | 各種定理を用いて回路の諸量を求めることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
産業界にある電気・電子機器や工作機械などは,電気回路の知識なしでは成り立たない.基幹産業を支える重要な専門科目
である.本講義では,電気回路を解析するための基礎的な考え方や各種法則を学び,例題等をとおして解析方法を身につけ
ていく.
授業の進め方・方法:
前期中間試験25%,前期末試験25 %,後期中間試験25%,学年末試験25% として総合的に評価する.各試験は,達成目標に即した内容を選定して出題する.試験問題のレベルは,教科書,板書ならびに授業ノートと同程度とする総合評価50 点以上を合格とする.
注意点:
自学自習で問題を多く解いてみること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オームの法則 抵抗の直列接続と並列接続 |
オームの法則を説明できる. 合成抵抗を求めることができる. 抵抗のみの回路で回路を流れる電流や電圧降下を求めることができる.
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2週 |
電圧源と電流源 内部抵抗を考慮した電源回路 |
電圧源と電流源の回路中での取り扱いかたがわかる. 相互に等価な電圧源と電流源がわかる.
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3週 |
電力とキルヒホッフの法則 |
電力を求めることができる. キルヒホッフの法則を説明できる. キルヒホッフの法則をもとに回路計算ができる.
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4週 |
電力とキルヒホッフの法則 |
電力を求めることができる. キルヒホッフの法則を説明できる.
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5週 |
回路方程式 Y結線とΔ結線 |
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる. Y結線とΔ結線の変換ができる.
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6週 |
回路方程式 Y結線とΔ結線 |
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる. Y結線とΔ結線の変換ができる.
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7週 |
回路方程式 Y結線とΔ結線 |
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる. Y結線とΔ結線の変換ができる.
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8週 |
重ね合わせの定理 テブナンの定理 ノートンの定理 |
原理,各定理を適用して回路計算ができる.
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2ndQ |
9週 |
重ね合わせの定理 テブナンの定理 ノートンの定理 |
原理,各定理を適用して回路計算ができる.
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10週 |
正弦波交流に対する回路素子での電圧と電流 |
抵抗,インダクタ,キャパシタの各素子における電流と電圧の関係が理解できる.
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11週 |
正弦波交流に対する回路素子での電圧と電流 |
抵抗,インダクタ,キャパシタの各素子における電流と電圧の関係が理解できる.
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12週 |
正弦波交流の複素数表示 |
正弦波交流を複素数で表現できる. 正弦波交流に対する微分と積分の表現が理解できる.
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13週 |
フェーザ表示とインピーダンス |
フェーザ表示ができる. 各素子のインピーダンスとアドミタンスの表示ができる.
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14週 |
交流電力 |
交流電力が計算できる.
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15週 |
交流電力 |
交流電力が計算できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
交流に対する直列回路 |
RLまたはRC直列回路の解析ができる.
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2週 |
交流に対する直列回路 |
RLまたはRC直列回路の解析ができる.
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3週 |
交流に対する直列回路 |
RLまたはRC直列回路の解析ができる.
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4週 |
交流に対する並列回路 |
RLまたはRC並列回路の解析ができる.
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5週 |
交流に対する並列回路 |
RLまたはRC並列回路の解析ができる.
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6週 |
交流に対する並列回路 |
RLまたはRC並列回路の解析ができる.
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7週 |
共振回路 |
RLC共振回路の解析ができる.
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8週 |
共振回路 |
RLC共振回路の解析ができる.
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4thQ |
9週 |
相互誘導回路 |
相互誘導回路のインピーダンス,等価回路,結合係数が計算できる.
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10週 |
相互誘導回路 |
相互誘導回路のインピーダンス,等価回路,結合係数が計算できる.
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11週 |
交流信号の諸量 |
平均値,実効値,波形率,波高値,波高率の定義を表示できる.計算できる.
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12週 |
二端子対回路とF行列 |
F行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
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13週 |
二端子対回路とインピーダンス行列 |
インピーダンス行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
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14週 |
二端子対回路とアドミタンス行列 |
アドミタンス行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
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15週 |
二端子対回路とハイブリッド行列 |
ハイブリッド行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |