到達目標
生物の多様性と共通性について、具体的に説明できること。遺伝子とそのはたらきについて体系的に説明できること。体内環境とは何か、体内環境を調節する器官のはたらきについて説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
生物の特徴 | 生物の多様性と共通性について、具体的に説明できる。 | 生物の多様性と共通性について、おおよそ説明できる。 | 生物の多様性と共通性について、説明できない。 |
遺伝子とそのはたらき | 遺伝子とそのはたらきについて体系的に説明できる。 | 遺伝子とそのはたらきについておおよそ説明できる。 | 遺伝子とそのはたらきについて説明できない。 |
生物の体内環境 | 体内環境を調節する器官のはたらきについて説明できること。 | 体内環境を調節する器官のはたらきについておおよそ説明できる。 | 体内環境を調節する器官について説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命の本質を探る手がかりとして,多種多様な生物にも共通する特徴が見られることと,生物の特徴は遺伝子の働きによって決まることが理解できる
授業の進め方・方法:
後期中間試験(40%)、後期期末試験(40%)、課題レポート(10%)、授業の取り組み態度(10%)
などを総合評価する。総合評価50点以上を合格とする。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
多様な生物に見られる共通性 |
すべての生物にみられる共通性にはどのようなものがあるか説明できる。
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2週 |
生物の共通性としての細胞 |
すべての生物で共通している細胞の構造は何か説明できる。
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3週 |
エネルギーと代謝、代謝を進める酵素
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生命活動を支えるエネルギーの受け渡しは、どのように行われるか説明できる。酵素はどのような働きをするのか説明できる。
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4週 |
生体内におけるエネルギー変換 |
光合成や呼吸はどのような化学反応なのか説明できる。
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5週 |
ミトコンドリアと葉緑体の起源 |
真核細胞のミトコンドリアと葉緑体はどのように形成されたのか説明できる。
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6週 |
遺伝情報とDNA、DNAの構造 |
生物の形質を決めるDNAがどのような構造をしているのか、説明できる。
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7週 |
ゲノムと遺伝情報 |
ゲノムとは何か、説明できる。
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8週 |
中間試験 |
1〜7週の到達目標。
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4thQ |
9週 |
細胞分裂とDNA、細胞周期とDNAの複製 |
細胞分裂のときに、DNAはどうなるのか説明できる。細胞周期の間に、DNAはいつ複製されるのか説明できる。
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10週 |
遺伝情報の流れ、転写 |
タンパク質はどのようにつくられるのか説明できる。RNAはどのようにしてつくられるのか説明できる。
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11週 |
翻訳、遺伝子の発現と生命現象
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遺伝情報の翻訳はどのように行われているのか説明できる。さまざまな細胞ではたらいている遺伝子は同じなのか、説明できる。
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12週 |
体内環境 |
体内環境とはどのようなものか、説明できる。
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13週 |
心臓と血液の循環 |
細胞に必要な物質は、どのように運ばれるのか説明できる。
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14週 |
体内環境を調節する器官1 |
肝臓や腎臓は、体内環境の調節において、どのような働きをしているのか、説明できる。
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15週 |
体内環境を調節する器官2 |
肝臓や腎臓は、体内環境の調節において、どのような働きをしているのか、説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球上の生物の多様性について説明できる。 | 3 | |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 3 | |
生物に共通する性質について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |