防災通信工学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 防災通信工学
科目番号 0115 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 防災士教本 日本防災士機構
担当教員 實川 資朗,齊藤 充弘,金澤 伸一,菊地 卓郎,霜田 宜久,丹野 淳

到達目標

①地域防災計画について、予防計画や緊急時対応など防災・減災に向けた対策の全体像の概要を理解する。
②防災士の資格取得を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地域の防災に関する全体像をまとめた地域防災計画について、理解を深める。
住む人の視点から各種災害に対する防災・減災について理解し、災害時に対応できるようにする。
この科目は、地方公共団体等で防災関連の業務経験を持つ教員が、その経験を活かして講義を行う。
授業の進め方・方法:
中間,期末試験ともに50分間の試験を実施する。
定期試験80%、レポート等を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、レポートを実施する。
注意点:
随時小テストを実施するので、授業中もその対応ができるようにしておく。
自学自習の確認方法:レポート等で確認する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 災害予防計画1(ハード面) 地震災害とその対策
2週 災害予防計画2(ハード面) 水害とその対策
3週 災害予防計画3(ハード面) 津波災害とその対策
4週 災害予防計画4(ハード面) 土砂災害とその対策
5週 災害予防計画5(ハード面) 原子力災害とその対策
6週 災害予防計画6(ハード面) 火災・風害とその対策
7週 これまでの復習 各種災害対応のまとめ
8週 予防・緊急対策1(ソフト面) 避難、避難所の運営他
4thQ
9週 予防・緊急対策2(ソフト面) 防災訓練、防災教育他
10週 予防・緊急対策3(ソフト面) 災害と各種インフラ他
11週 予防・緊急対策4(ソフト面) 事業継続計画、災害保険他
12週 災害の復旧・復興 公共・公益施設の復旧、住宅対策
13週 行政の災害対応 行政の災害対応、自主防災組織
NPO等の防災の取り組みと連携
14週 身近でできる防災対策 身近でできる防災対策、アクションゲーム
15週 総論 まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3後1,後2,後3,後4,後5,後6

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000