材料力学Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 材料力学Ⅰ
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 PEL 材料力学、PEL 編集委員会監修、実教出版
担当教員 松尾 忠利

到達目標

①フックの法則を理解し、材料の伸び(縮み)を計算することができる。
②軸に生じるねじり応力を計算することができ、動力伝達軸の設計ができる。
③はりの断面に生じるせん断力図と曲げモーメント図を描くことができる。
④はりの断面に生じるせん断力図と曲げモーメント図を描くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械を構成する要素・部材の強度および弾性変形に関する、種々の静力学的な問題について、それぞれの解法を学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は、授業時間中に50分間の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を70%、小テストや課題の総点を30%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
基本的な公式を用いた解法のプロセスを理解する。演習問題をできるだけ多く解いて、基礎理論の理解を深めて欲しい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 力学の基礎 力とモーメントおよび単位
2週 力学の基礎 荷重の種類と支持方法の種類
3週 力学の基礎 力とモーメントのつりあい
4週 力学の基礎 内力と応力
5週 応力とひずみ 応力とひずみ
6週 応力とひずみ フックの法則と弾性係数
7週 応力とひずみ 許容応力と安全率
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 引張りと圧縮 複数の荷重を受ける棒の引張と圧縮
10週 引張りと圧縮 断面の変化する棒の引張り
11週 引張りと圧縮 棒の不静定問題
12週 ねじり 丸棒のねじり応力
13週 ねじり 丸棒のねじり変形
14週 ねじり ねじりの不静定問題
15週 前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 せん断力と曲げモーメント はりの種類
2週 せん断力と曲げモーメント 集中荷重を受ける片持ちはり
3週 せん断力と曲げモーメント 等分布荷重を受ける片持ちはり
4週 せん断力と曲げモーメント 集中荷重を受ける単純支持はり
5週 せん断力と曲げモーメント 等分布荷重を受ける単純支持はり
6週 せん断力と曲げモーメント せん断力と曲げモーメントの関係
7週 後期中間試験
8週 はりの応力 はりの曲げ応力
4thQ
9週 はりの応力 断面二次モーメント
10週 はりの応力 平等強さのはり
11週 はりのたわみ はりのたわみ曲線
12週 はりのたわみ はりのたわみの微分方程式による解法
13週 はりのたわみ はりのたわみの微分方程式による解法
14週 はりのたわみ はりのたわみの微分方程式による解法
15週 材料力学Ⅰのまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000