概要:
同時開講されるコンピュータネットワークの授業で学習する内容の演習として、ネットワーク通信を行うためのデバイスの設定方法について学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験,期末試験ともに実施せず,その代わりに授業時間内に実技課題を実施し成績評価する.実習テーマごとに実施する小テスト(実技課題),授業に対する姿勢などを合わせて100%として総合的に評価し60点以上を合格とする.再試験(再課題)は,既定の点数に達した学生のうち,実技課題部分点の割合が高い学生のみに実施し,いずれかの実技課題が0点の学生に対しては実施しない.この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,実技課題を実施する.
注意点:
同時開講のコンピュータネットワークを必ず受講すること.授業はすべてコンピュータを利用し、ルータとスイッチの設定練習はシミュレーションにより行う.
自学自習の確認方法:定期的に実技課題を実施する
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 4 | 後10 |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 4 | 後10 |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 4 | 後10 |
インターネットの概念を説明できる。 | 4 | 後10 |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 4 | 後10 |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 4 | 後10 |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 4 | 後15 |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 4 | 後15 |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | 後15 |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | 後15 |
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。 | 4 | 後15 |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 4 | 後15 |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 4 | 後15 |