到達目標
①各種センサや、その信号処理に必要な回路を理解し,実際に設計・製作ができること。
②機械工作の基本的な技術を用いて,制作物メカニカル部位の設計・製作ができること。
②「起案書」「中間報告」「発表会要旨作成」「製作発表会」などにより,「資料作成技術」や「プレゼンテーション技術」を身につけること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
センサ回路の設計製作について | センサ回路について理解し、オリジナルの回路の起案と設計製作に応用できる。 | センサ回路について理解し、実際の設計製作に応用できる。 | センサ回路について理解していない。 |
機械工作について | 機械工作の技術ついて理解し、オリジナルソフトウェアの起案と実際の設計製作に応用できる。 | 機械工作の技術について理解し、実際の設計製作に応用できる。 | 機械工作の技術について理解していない。 |
資料製作やプレゼンテーションについて | 効果的な資料作成やプレゼンテーションの方法を理解し,応用できる。 | 効果的な資料作成やプレゼンテーションの方法を理解している。 | 効果的な資料作成やプレゼンテーションの方法を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
オリジナルのセンサ回路設計・製作通じて課題探求能力や実践力,プレゼンテーション能力を養う。
この科目の一部では、企業において機器制御プログラミングを担当した教員、および品質管理を担当した教員が、その経験を活かし、創作物の制御や精度に関する実習指導を行う。
また,機会工学科におけるCAD,工作技術を学び創作物の完成度を高める。
授業の進め方・方法:
実習中に行われる「中間総合評価」での評価を20%,「企画書」などによる中間報告の評価を20%,「製作発表会」での評価を30%,「報告書」や取り組み状況を30%として総合的に評価する。
前期、後期ともに中間試験、期末試験は実施しない。
この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習について,提出された作品の内容により確認する。
総合評価が60点以上で合格とする。定期試験は実施しない。
この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,前期は確認の評価を実施する。後期は毎週の成果を教員に報告により確認する。
注意点:
基礎実習に積極的に取り組み,その後の製作に必要な知識や技術を身につけること。発表会などでのプレゼンでは事前に十分に準備し,分かり易い発表をするように努めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
全体説明、基礎実習へ向けた回路素子の解説
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2週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習①(電気) |
。。。。。。。。。。。。(機械) トランジスタ、オペアンプの実習(電気)
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3週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習②(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) 光センサ回路の実習(電気)
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4週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習③(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) 温度センサ回路の実習(電気)
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5週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習④(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) 圧力センサ回路の実習(電気)
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6週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習⑤(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) 超音波センサを用いた回路の実習(電気)
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7週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) センサ回路の基礎実習⑥(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) コンデンサマイクを用いた回路の実習(電気)
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8週 |
。。。。。。。。。。。 (機械) 論理回路設計法(電気) |
。。。。。。。。。。。 (機械) 論理回路を用いた複合型スイッチ回路の設計法の実習(電気)
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2ndQ |
9週 |
中間総合評価総合 |
。。。。。。。。。。。。(機械) 理解度検定試験(電気)
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10週 |
LCR回路(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気) |
抵抗による分圧・分流,コンデンサの平滑等の実習(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気)
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11週 |
トランジスタ,OPアンプによるスイッチ制御(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気) |
トランジスタ,OPアンプコンパレータ回路の製作(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気)
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12週 |
発振回路,信号の増幅(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気) |
論理ICの応用,OPアンプの増幅回路等の製作(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気)
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13週 |
モーター制御(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気) |
モータードライバの使用法等に関する実習(機械) 。。。。。。。。。。。。(電気)
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14週 |
企画書作成とグループ分け |
個々人で企画書を作成し,それを元にグループ分けを行う
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15週 |
企画書および制作物作成予定表の作成 |
グループごとの企画書立案と,予定表作成(創作に必要となる材料を確認する)
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
企画書の確認と創作実習の準備 |
後期の創作に対する様々な準備等を行う(特に追加となる必要材料の確認を行う)
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2週 |
オリジナル回路の設計製作① |
オリジナル回路の設計と製作①
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3週 |
オリジナル回路の設計製作② |
オリジナル回路の設計と製作②
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4週 |
オリジナル回路の設計製作③ |
オリジナル回路の設計と製作③
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5週 |
オリジナル回路の設計製作④ |
オリジナル回路の設計と製作④
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6週 |
オリジナル回路の設計製作⑤ |
オリジナル回路の設計と製作⑤
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7週 |
総合演習 |
これまでの内容の総括
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8週 |
オリジナル回路の設計製作⑥ |
オリジナル回路の設計と製作⑥
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4thQ |
9週 |
オリジナル回路の設計製作⑦ |
オリジナル回路の設計と製作⑦
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10週 |
オリジナル回路の設計製作⑧ |
オリジナル回路の設計と製作⑧
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11週 |
オリジナル回路の設計製作⑨ |
オリジナル回路の設計と製作⑨
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12週 |
オリジナル回路の設計製作⑩ |
オリジナル回路の設計と製作⑩
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13週 |
発表会準備 |
発表会に向けたポスターの準備、要旨作成
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14週 |
製作発表会 |
ソフトウェアの実演、プレゼンテーション
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15週 |
総合演習 |
創作物の片づけ等
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 前15 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 前15 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 前15 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 前15 |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
共振について、実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 前15 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | 前15 |
評価割合
| 理解度検定試験 | 中間報告 | 発表・報告 | 取り組み | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 20 | 30 | 30 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 | 30 | 30 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |