工業英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工業英語Ⅰ
科目番号 0073 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 プリント等を配布
担当教員 植 英規

到達目標

①技術英語で用いられる特有の表現を理解し,英語文献の内容を理解することができる。
②技術文書の書き方を理解し,卒業研究のアブストラクトを英語で書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①技術英語で用いられる特有の表現を理解し,英語文献の内容を理解することができる.各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
②技術文書の書き方を理解し,各自の卒業研究のアブストラクトを英語で書くことができる.各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語でかかれた技術文献を正しく理解するために必要な,技術英語でよく用いられる構文や表現方法を学習する。
技術文書の書き方を学び,論文のアブストラクトの書き方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
中間試験・期末試験ともに50分の試験を実施する。定期試験を80%,課題等を20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として課題を提出させる。
注意点:
毎回辞書を準備して授業に臨むこと。また、日本語・英語によらず文章を読む・書く習慣をつけること。
参考書:
・技術英語の基本を学ぶ例文300,中山裕木子,研究社
・はじめての技術英語,宮野晃,ベレ出版
・The Elements of Technical Writing, Gary Black & Robert W.Bly, Longman

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
技術文書の基礎
技術英語の概要
技術文書の種類
2週 技術英語の基礎 技術英語で重要な要素
Correct, Clear, Concise
3週 文の組み立て 動作を主語にした文例
4週 文の組み立て 無生物を主語にした文例
5週 文の組み立て have, include, use, require 等を用いた文例
6週 文の組み立て 時制,受け身の表現
7週 総合演習 これまでの内容の総括
8週 論文とアブストラクト 論文の構成
アブストラクトに含める内容
4thQ
9週 よく使われる表現 「目的」「提案」の表現
10週 よく使われる表現 「可能・能力」「原因・理由」の表現
11週 よく使われる表現 「手段・方法」「調べる」の表現
12週 よく使われる表現 「結果」「影響」「示す」の表現
13週 アブストラクトの作成 アブストラクトの構成と英語での表現
14週 アブストラクトの作成 アブストラクトの構成と英語での表現
15週 総合演習 これまでの内容の総括
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後7
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後7
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後7
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後15

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6010000070
専門的能力2010000030
分野横断的能力0000000