到達目標
1.科学・技術論文の構成を理解できる。
2.科学・技術論文の基本的な英文表現を理解できる。
3.卒業研究の概要を、英文ダイジェストとして作成することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 科学・技術論文の構成と、各セクションの役割を理解し日本語で表現できる。 | 科学・技術論文の構成と、各セクションの役割を理解している。 | 科学・技術論文の構成と、各セクションの役割を理解していない。 |
評価項目2 | 科学・技術論文の基本的な英文表現を理解し、各自の研究内容を反映した英文表現ができる。 | 科学・技術論文の基本的な英文表現を理解し、簡単な英文表現ができる。 | 科学・技術論文の基本的な英文表現を理解できていない。 |
評価項目3 | 卒業研究の概要を十分反映した、英文ダイジェストを作成できる。 | 卒業研究の概要を概ね反映した、英文ダイジェストを作成できる。 | 卒業研究の概要を、英文ダイジェストに作成することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (C)
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学習・教育到達度目標 (F)
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教育方法等
概要:
和文、英文を問わず、科学・技術論文の構成を理解し、各セクションで記述すべき内容について学習する。
「卒業研究で取り組んでいる内容」を1ページの英文ダイジェストとしてまとめられるように、セクションごとに特徴的な英文表現を習得する。
授業の進め方・方法:
各週に設定されている授業内容(学習テーマ)に沿った簡単な「事前課題」を手掛けFormsで提出する。提出された「事前課題」から共通する問題点をピックアップして、授業内容と併せ指摘(アドバイス)する。「事後課題」として、授業中の指摘(アドバイス)を参考に各自が修正した英文を、「1ページ英文ダイジェスト」のテンプレートに書き込み、その都度提出する。
授業は隔週で実施し、1回の授業時間内で、2週分の内容を実施する。
定期試験は実施しない。最終提出された「1ページ英文ダイジェスト」を80%で評価し、毎回手掛ける「事前・事後課題」、および「テンプレートへの記載状況」を20%で評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
各週の「事前課題」、「事後課題」を必ず取り組むこと。Formsでの「事前課題」の提出は「取組評価」とする。「事後課題」は最終的に作成提出する「英文ダイジェスト」と合わせ総合的に「課題評価」とする。インターネットの英文検索機能を使って、作成した英文のチェックをすることは必要とするが、単純に日英翻訳サイトを利用することは避けること。利用の仕方などは、授業内で適宜アドバイスする。
作成する「1ページ英文ダイジェスト」は、各自の「卒業研究」をテーマとするので、手掛ける研究の「背景」、「公共性・社会性」、「学術的意義」等の意識を持って取り組むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス(授業の進め方、演習の方法) 英文論文(ダイジェスト/アブストラクト)の重要性と構成、ドラフト作成の必要性 |
ダイジェスト/アブストラクトの重要性・構成について理解できる。 ドラフト作成の必要性について理解できる。
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2週 |
著者・所属の書き方 |
著者と所属の書き方について理解できる。 英文で著者と所属が適切に作成できる。
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3週 |
タイトルの決め方と書き方 |
和文論文と英文論文のタイトル作成の相違を理解できる。
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4週 |
英文タイトル作成演習 |
簡単な英文論文タイトルが作成できる。
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5週 |
アブストラクトの必要性(1)
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フル・テキストにおけるショート・アブストラクトの必要性が理解できる。
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6週 |
アブストラクトの必要性(2) |
ショート・アブストラクトのポイント、キーワードの選択が理解できる。
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7週 |
アブストラクトの構成と書き方(1) |
ショート・アブストラクトの構成と書き方が理解できる。
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8週 |
アブストラクトの構成と書き方(2) |
ショート・アブストラクトを英文で構成できる。
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2ndQ |
9週 |
イントロダクションの書き方(1) |
イントロダクションによる「研究の社会性・重要性」を記述することの必要性が理解できる。 参考文献の必要性が理解できる。
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10週 |
イントロダクションの書き方(2) |
研究分野の社会的背景、先行研究、手掛ける研究のオリジナリティ等の明確な記述ができる。 参考文献の選定と引用が適切に記載できる。
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11週 |
研究/実験方法の書き方(1) |
研究/実験方法に対して「具体的」「論理的」「正確」「詳しく」「再現性」に注意した記述が理解できる。図・表タイトル(キャプション)の作成上の注意点が理解できる。 図・表の英文タイトル(キャプション)が作成できる。 適切な参考文献の選び方と書き方が理解できる。
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12週 |
研究/実験方法の書き方(2) |
手掛ける研究の手法に対して「具体的」「論理的」「正確」「詳しく」「再現性」に注意した英文記述ができる。 図・表の英文タイトル(キャプション)が作成できる。
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13週 |
実験結果の書き方(1) |
研究/実験の結果を、図表を使って定量的に説明することの必要性が理解できる。
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14週 |
実験結果の書き方(2) |
研究/実験の結果を、図表を使って定量的に説明し、新たな知見を英文によって表現できる。 図・表の英文タイトル(キャプション)が作成できる。
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15週 |
結論・考察・検討の書き方(1) |
結論において、各セクションのポイントを簡潔にまとめ、「研究結果の重要性」、「残された課題」、「今後の計画」などを記述することの必要性が理解できる。
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16週 |
結論・考察・検討の書き方(1) |
結論において、各セクションのポイントを簡潔にまとめ、「研究結果の重要性」、「残された課題」、「今後の計画」などを英文で記述することができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 取組評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |