概要:
地球規模での環境および地域環境の概要,地球環境の計測技術,大気環境・水環境・騒音環境,放射性廃棄物の扱いなど,持続可能な社会の構築に向けて電気技術者として理解しておくべき各種環境について解説する.
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に行うが,演習として講義内容についてのグループワークや実習・演習を行うこともある.積極的に取り組むこと.
中間試験・期末試験とも50分の試験を実施する.
定期試験の成績を70%,演習や実習の成績および振り返りシートの提出状況を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.
注意点:
広い視野で環境問題について考え,技術者としてどのように環境に関わってゆけば良いか考えること.
各種環境の計測や地球観測に対して電気工学がどのように応用されているか意識すること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
環境工学の基礎 |
環境とはどのようなものを指すのか説明できる. 環境に対する考え方について説明できる.
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2週 |
地球の成り立ちと地球上の資源 |
地球の成り立ちについて説明できる. 地球上の資源について説明できる.
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3週 |
大気環境の基礎と環境問題の対策① |
温室効果ガスと地球温暖化の関係について説明できる. 温暖化防止の対策について説明できる.
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4週 |
大気環境の基礎と環境問題の対策② |
オゾン層の破壊のメカニズムや対策について説明できる. 酸性雨の原因と対策について説明できる.
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5週 |
水環境の基礎と環境問題の対策① |
水環境の成り立ち,水質汚濁問題について説明できる. 代表的な水処理技術を説明できる.
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6週 |
水環境の基礎と環境問題の対策② |
基本的な水質指標とその意味を説明できる. 簡易的な測定方法を用いて水質測定ができる.
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7週 |
騒音環境の基礎と環境問題の対策 |
音圧レベルや音の基本的な性質を説明できる. 騒音の測定法や対策について説明できる.
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
地球環境問題と地域環境問題 |
地球規模の環境問題について説明できる. 各地域特有の環境問題について説明できる.
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10週 |
地球環境の観測 |
地球規模の環境変動の観測の仕組みについて説明できる. 地球観測衛星による環境変動の観測事例について説明できる.
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11週 |
産業と環境① |
産業界の環境管理の取り組み事例について説明できる. 作業環境におけるリスクと安全衛生管理について説明できる.
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12週 |
産業と環境② |
生産現場での省エネルギーの取り組みについて説明できる. 産業界の大気環境や水環境の保全への取り組みについて説明できる.
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13週 |
放射性廃棄物と環境問題の対策① |
放射線の種類について説明できる. 放射線の測定原理について説明できる.
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14週 |
放射性廃棄物と環境問題の対策② |
放射性廃棄物の発生源や分類について説明できる. 放射性廃棄物の処理,処分の考え方について説明できる.
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15週 |
持続可能な社会の構築 |
持続可能な開発目標(SDGs)と環境問題との関係について説明できる. 持続可能な社会の構築に向けた産業界の取り組みについて説明できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 4 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 4 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 4 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 後1,後3,後4,後5,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |