到達目標
①交通行動,交通目的,交通手段の特徴を理解し,都市交通の現状について分析することができる。
②四段階推定法を習得し,交通量を推定することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
交通行動と交通量の推定 | 交通量のとらえ方を理解し,複数の将来交通量を推定することができる。 | 交通量の種類とその推定方法を理解している。 | 交通目的と交通行動のとらえ方を知っている。 |
四段階推定法と都市道路の計画・設計 | 四段階推定法および交通容量について理解し,交通量の推定に応用できる。 | 四段階推定法および交通容量について理解し,説明できる。 | 四段階推定法を知っている。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
交通に関する基礎知識を習得し,都市交通を対象に,問題解決や持続可能な計画立案等の応用力を養う。その上で,現代の都市問題への対応,持続可能なまちづくりについてともに考えていく。
授業の進め方・方法:
中間試験,期末試験ともに50分で実施する。
定期試験の成績を70%,キャッチボールシートへの記入状況やレポート,課題の総点を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
計画や設計に携わるためには,手法の修得だけではなくその背景を理解し,社会の変化や要請に柔軟に変革していく能力が求められる。日常生活において視野を広くしておくこと。また,毎回キャッチボールシートに授業のポイントを整理し,質問や授業の感想等を記入してもらう。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
交通工学とは何か,交通機能,都市交通の現状
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2週 |
交通量の計測 |
交通行動,交通目的,代表交通手段,パーソントリップ調査
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3週 |
交通生成 |
生成交通量の推定
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4週 |
交通発生・集中 |
発生・集中交通量の推定
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5週 |
交通分布 |
分布交通量の推定
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6週 |
最短経路探索法 |
最短経路探索アルゴリズム
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7週 |
交通流の基本(1) |
交通量,交通密度,時間平均速度,空間平均速度
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8週 |
交通流の基本(2) |
交通量と密度の関係,交通量と速度の関係
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2ndQ |
9週 |
交通量配分(1) |
交通量配分原理
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10週 |
交通量配分(2) |
AON配分法,分割配分法
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11週 |
交通手段分析 |
ロジットモデル,四段階推定法
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12週 |
都市道路の計画・設計(1) |
道路の機能,交通容量
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13週 |
都市道路の計画・設計(2) |
計画水準と設計交通容量
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14週 |
都市道路の計画・設計(3) |
計画交通量と設計時間交通量
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15週 |
都市交通計画 |
総合評価と地区交通計画の検討
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 国土と地域の定義を説明できる。 | 4 | 前1,前15 |
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 3 | 前1,前15 |
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。 | 3 | 前1,前12,前15 |
土地利用計画と交通計画について、説明できる。 | 4 | 前1,前12,前15 |
総合計画とマスタープランについて、説明できる。 | 3 | 前1,前12,前15 |
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。 | 3 | 前1 |
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前9,前10,前11 |
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。 | 4 | 前1,前15 |
風景、景観と景観要素について、説明できる。 | 1 | |
都市の防災構造化を説明できる。 | 4 | 前1,前15 |
土地区画整理事業を説明できる。 | 3 | 前1,前12,前13,前14 |
市街地開発・再開発事業を説明できる。 | 3 | 前1,前12,前13,前14 |
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。 | 4 | 前7,前8,前12,前13,前14 |
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 3 | 前1,前15 |
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 1 | |
重回帰分析を説明できる。 | 1 | |
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。 | 3 | 前13,前14 |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 4 | 前12,前13,前14 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |