経営情報システム基礎

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 経営情報システム基礎
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 コミュニケーション情報学科(H31年度開講分まで) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 前期:菊池進他「経済系のための情報活用1 Office2013対応」実教出版、後期:菊池進他「経済系のための情報活用2 Office2013対応」実教出版
担当教員 湯川 崇

到達目標

①表計算ソフトExcelを使ったデータ分析の基礎を学習する。
②統計データの収集・整理方法を学習する。
③統計データの処理方法を学習する。
④経済・経営学に関連した情報分析を実践的に学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ビジネスデータを解析する上で必要となる基礎知識を習得する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分間の試験を実施する。期末試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、自学自習課題の成績を10%、学習態度を10%として総合的に評価する。60点以上を合格とする。
注意点:
授業の理解度を確認するための課題を出す。締め切りを厳守すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Excel演習(1) 表の作成、罫線、書式の設定、グラフの作成
2週 Excel演習(2) 基本的な関数の利用
3週 企業の財務比率の比較 財務諸表,主な財務比率の利用
4週 家計消費の特徴(1) 構成比と増減率
5週 家計消費の特徴(2) 寄与度と寄与率
6週 国民所得の分布 度数分布表とヒストグラム、代表値と偏差
7週 中間試験
8週 賃金・貯蓄データ 金利計算の基本
2ndQ
9週 金利計算の仕組み 借入資金の返済
10週 価格変動の測定 物価指数、デフレータと相関係数
11週 外国為替レートの変化の影響 外国為替、内外金利差と外国為替レートの変化
12週 地域の経済指標の比較 県別データのランキングと地域経済のパターン化
13週 個票データの集計(1) 個票データの分布とクロス集計表
14週 個票データの集計(2) ピボットグラフの作成
15週 課題演習 期末試験解答用紙の返却と解説
16週
後期
3rdQ
1週 関係の測定 散布図と相関係数,単回帰
2週 不平等度の測定 不平等を測る統計,ジニ係数
3週 経済成長の要因分解 相乗平均、経済成長の要因分析
4週 消費変動の要因分解 多元回帰法に基づく要因分解
5週 人口データの分析 OECDデータベースを使用した人口ピラミッドの作成
6週 企業動向調査 調査の基礎と集計
7週 中間試験
8週 損益分岐点の算出 損益分岐点分析
4thQ
9週 債権価値の変動 債権の現在価値と年金シミュレーション
10週 財政・社会保障 政府財政統計を利用した部門別収支の捕捉
11週 金融投資のリスク 金融商品の種類とリスク
12週 金融投資のリターン 最大リターン・最大損失リスクの計算
13週 Excel演習(3) 財務関数の利用(1)
14週 Excel演習(4) 財務関数の利用(2)
15週 課題演習 期末試験解答用紙の返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801001000100
基礎的能力801001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000